トヨタ新型アルファード&ヴェルファイアのEXECUTIVE LOUNGE(40系)がキャンセル増?なお私が予約していたELはまだまだ納期未定のようだ
どうやら2024年10月に”あのグレード”が追加されるため、ELのキャンセルが少しずつ増えているようだ
2023年6月21日に発表・発売されて、もうすぐ1年が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。
1年目のラインアップグレードとしては、ガソリン/ハイブリッド(HEV)共に上位グレードZもしくはZ Premier、更にHEVモデルのみに最上級グレードとなるエグゼクティブラウンジ(Executive Lounge)が設定されました。
既に多くのトヨタディーラーでは、発売直後から1年分の生産枠分が埋まってしまい、キャンセル待ちもしくは翌年の受注枠待ちで競争率もかなり高いかと思いますが、一方で最上級グレードExecutive Loungeの注文・予約キャンセルが(とある理由により)少しずつ増えているようです。
2024年10月の一部改良に向け、ELよりも豪華なスペーシャスラウンジが追加予定
私がお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、ELグレードの注文・予約キャンセルが増えている理由は、本グレードよりも更に上を行くスペーシャスラウンジ(Spacious Lounge)が2024年10月に追加予定から。
一体いつに納車されるかもわからないELの予約順もしくはキャンセル待ちの列に並ぶよりも、次に発売されるスペーシャスラウンジの方が、割かし早く納車される可能性が高いと踏んで、ELキャンセル組が次々とシフトしているそうです。
ただ、ここで懸念すべきはスペーシャスラウンジがELよりも高額且つ高級グレードでもあるため、間違いなくELよりも生産・受注枠は少ないということ。
スペーシャスラウンジが抽選販売という可能性も否めない
未だ明確な情報が出ていないなかで、無鉄砲にスペーシャスラウンジに切り替えることはリスクしかなく、もしかすると「あまりの枠の少なさにより、各販売店で抽選販売」になるかもしれないですから、無理にELをキャンセルすることは無いのかもしれません(何れELもスペーシャスラウンジもデイリーオーダーできる日が来ると思いますし…)。
ちなみにスペーシャスラウンジというグレードは、レクサス新型LM500hにて設定される2列4人乗りに限定され(ロイヤルラウンジ的なアレ)、しかもパワートレインはデュアルブーストハイブリッドではなく、プラグインハイブリッド(PHEV)になるとのこと。
PHEVの具体的なパワートレインは不明
但し、現時点でPHEVの具体的なパワートレインは明らかになっておらず、RAV4やハリアーのような排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンがベースとなるのか、それともセンチュリーSUVのような排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンがベースとなるかまでは不明。
トヨタのフラッグシップミニバンという立ち位置を考慮しつつ、先代30系アルファード/ヴェルファイアにてV型6気筒自然吸気エンジンが搭載されていたことを考慮すると、後者のセンチュリーSUVと同じ排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンベースのPHEVとなるのが最も自然なところですが、詳細は2024年8月~9月に判明するとのこと。
駆動方式も四輪駆動[4WD]のみの設定になる予定だそうで、おそらく価格帯も大きく跳ね上がることが予想されます。