フェラーリが新型12チリンドリ等の次世代モデルよりナビ機能を廃止!理由は「Android Auto/AppleCar Playのナビの方が優秀で使いやすいから」

フェラーリのように、敢えて「ナビ機能を搭載しない」という選択も重要なのかも

2024年5月に発表され、日本でも既に受注受付けを開始しているフェラーリ新型ドーディチ・チリンドリ(Ferrari 12 Cilindri)。

フェラーリのフラッグシップモデルで、フロントミドシップに排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載するノンハイブリッド仕様となりますが、どうやらこのモデルからナビゲーション機能を廃止することが明らかとなりました。

海外カーメディアCARSCOOPSやDriveの報道によると、今回新しく発表された12チリンドリや、CUVモデルとなるプロサングエ(Purosangue)、そして今後販売されるモデルに適用される予定なのだそう。

なぜ独自のナビゲーション機能を廃止にするのでしょうか?


自社製ナビよりも、Android AutoやAppleCar Playのナビ機能の方が優秀だから

国産車から輸入車、そしてスーパーカーなどにも搭載されるナビゲーション機能。

時代は常に進化し続け、インフォテイメントシステムとスマホが連携することにより、Android Auto/AppleCar Playが日常的に活用されてきましたが、フェラーリも同様にメーカーオプションとして設定するようになりました(しかも40万円~60万円と超高額オプション)。

これにより、Googleマップなどのアプリを起動させることで、インフォテイメントシステムにマップを反映させることができ、しかも常に最新の道路状況へと更新してくれるのも魅力的。

一方でフェラーリ製のナビゲーション機能は、自車アイコンがフリーズしたり、開通したばかりの高速道路が反映されないまま不明な山道を走るなどの問題があることから、「フェラーリのナビは使ったことが無い」という声もかなり多いんですね。

おそらくフェラーリは、「自社製ナビの開発やアップデートを繰り返すよりも、スマホと連携した方が楽だし賢い。おまけにナビの開発もする必要がなくなる」といった考えから、自社ナビの廃止に踏み切ったのだと考えられます。

「フェラーリは毎日乗る車ではない。だからこそ自社開発のナビを搭載する必要はない」

先述にもある通り、このナビ機能を廃止したインフォテイメント系に関しては、プロサングエや12チリンドリに適用され、ナビゲーション機能をメーカーオプションとして設定することも無いそうです。

なおオーストラリアのカーメディアDriveの報道によると、フェラーリの製品マーケティング責任者であるエマヌエーレ・カランド氏に取材したところ、同社が衛星ナビゲーションを廃止した理由について、以下の通り語っています。

「私たちフェラーリが衛星ナビゲーションを廃止にしたのは、スマートフォンとその素晴らしいミラーリングが最もユーザーフレンドリーで最新のシステムだと思ったからです」と説明。

加えて「私たちの車は毎日使われるものではありませんし、お客様がフェラーリを運転するたびに、どんなシステムを使う必要があるかを学ぶ必要もありません。なのでナビのアップデートや開発は、フェラーリにとっては必要ないのです。お客様にはスマートフォンがあり、AppleやGoogle Mapsなどもあります。ですから、それらはどの車でも使える最も便利なものなのです」とコメントしています。

2ページ目:もしかするとAndroid Auto/AppleCar Playが搭載されたモデルが、今後リセールに大きく影響する可能性も?