トヨタ新型GRカローラにて走行中「原因不明」の火災で大炎上!GR86やBRZのエンジンブローに続き不安が残るな…マセラティがMC12に敬意を表したMC20の特別仕様車を発表!
ただでさえ型式指定における不正行為でネガティブイメージが定着しているのに…
トヨタのホットハッチスポーツモデルでお馴染みとなる新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)。
今回、このモデルを公道にて走らせていたところ、突如フロントボンネットから発煙し、その後エンジンルームから火災が発生 → フロント部分が全焼する大事故が起きました。
火災が発生し、GRカローラが炎に包まれるまでの一部始終は、同車に搭載されるドライブレコーダーやダッシュカムビデオに記録として残されていますが、今回の問題については原因不明のままとなっています。
ドラレコやダッシュカム映像の一部始終を見ていこう
こちらが2024年6月8日の16時頃、原因不明の火災によってフロント部分が全焼したGRカローラの車内。
運転しているのは本モデルのオーナーだと思われますが、どうやら走行中にエンジンの調子がおかしくなり、フロント部分から少しずつ白い煙が出ていることに気付き、すぐにハザードを点灯させて惰性で路肩に進んで停めることに。
この時点でアクセルを踏み込んでも全く加速しなかったため、エンジンの故障であると確信するドライバー。
画像の右側にもある通り、白い煙の量が徐々に増え始めたため、不安になったオーナーは車から降りることに。
一緒にツーリング?していた後続のGR86のドライバーも、GRカローラから白い煙が出ていたのは気付いていたそうですが、走行中もしくはシフト変換時に何かしたらトラブルが発生したのかも?
フロントのドライブレコーダーから、勢いよく火災が発生するまでの映像を見ていこう
こちらはフロントドライブレコーダーの映像。
ちなみに走っていた場所は、アメリカ・ノースカロライナ州の高速道路にて撮影されたものだそうで、ドライバーは当時、128km/hを少し超えるぐらいの速度で走らせていたそうです。
フロントボンネットを開けてみると、エンジンルームから微かに黒い煙らしきものが確認できるかと思います。
ちなみにこのモデル、特別な改造やチューニングは一切していないそうで、唯一カスタマイズしているのは、足回りにローダウンスプリングをインストールして車高を落としているぐらい。
それ以外は純正のフルノーマルなのだそう。
しばらくすると、エンジンルームから遂に火災が発生。
ここまで来るとオーナーたちはどうすることもできず、警察や消防隊の到着を待つこと以外できません。
炎は勢いを増し、このままフロント部分が炎上していく姿を見ることしかできないオーナーは心が痛いのではないかと思います。
ステー周りやプラスチック部分が焼けてしまい、ステーが倒れてボンネットフードが自重でそのまま落ちてきます。
ボンネットが閉じられても、炎は勢いを増すばかり。
今回の火災の原因は不明なままだが…
まさに炎の海と化したGRカローラ。
今回の火災事故によるけが人はいなかったものの、やはり一番気になるのは「何が原因で火災が発生したのか?」ということ。
火災の原因についてオーナーは「トヨタディーラーに調査を進めている最中で、これまでのところ、潜在的な故障による過剰な燃料がシリンダーを迂回し、ターボ内で燃焼しているのではないかと疑っている。これは現時点では単なる推測ですが、最も納得できる要因であり、これが1つだけの問題である可能性が高いことを意味します」とコメント。
調査段階であるにしても、やはり原因を特定しない限りは他のモデルでも同様に火災が発生する危険性もありますし、今回この動画を投稿したWolf and Tigerの続報を待ちたい所です。
GR Corolla blows engine and goes up in flames