これ結構欲しい…ヒョンデ新型インスターが世界初公開!何とライズ/ロッキーよりもコンパクトなピュアEVクロスオーバー。ルノー・キャプチャー/メガーヌ等にリコール
韓国・ヒョンデ(旧ヒュンダイ)が新たなコンパクトピュアEVを発表!
韓国の大手自動車メーカーでお馴染みとなるヒョンデが、ガソリンエンジンを搭載するキャスパー(Hyundai Casper)をベースにしたピュアEVモデルとなる新型インスター(New Inster)を世界初公開しました。
今回発表されたモデルは、ヒョンデにとってエントリーモデルのコンパクトSUVで、シングルモーターを搭載しながらもグレードによってはシステム総出力113hpを発揮し、航続可能距離は355kmを実現。
そして、キャスパーベースのデザイン言語を上手く用いることでキャッチーなデザインに仕上げられています。
新型インスターのエクステリアを見ていこう
こちらが今回公開された新型インスター。
コンパクトなハッチバックスタイルかと思いきや、どうやらサブコンパクトSUVに該当するインスター。
ホイールベースはキャスパーよりも延伸され、車内には様々な快適装備が充実しているとのこと。
なおインスターに関しては、キャスパーのように韓国専売モデルではなく、欧州や中東、アジア太平洋など、グローバルモデルとして展開されるそうです。
こちらは真正面から見たインスターのフロントマスク。
キャスパーのデザイン言語を上手く活用しつつ、フロントバンパーの形状は変更され、丸形のLEDデイライトもキャッチーなデザインに仕上げられています。
キャスパーよりも延伸した全長ながらもAセグメントSUV相当のコンパクトさ
続いてサイドビューを見ていきましょう。
更に足元のアルミホイールは、15インチ or 17インチから選択可能。
ちなみにこのモデル、キャスパーよりも全長は+230mm延伸され、更にホイールベースは+180mm延伸されているため、車内の快適性も大幅に向上しているとのこと。
ただ、それでも全長は3,825mmとAセグメントSUV相当のコンパクトさですし、全幅は1,610mm、全高は僅か1,575mm、そしてホイールベースは2,580mmなので、トヨタ・ライズ(Toyota RAIZE)/ダイハツ・ロッキー(Daihatsu Rocky)に十分対抗できるサイズ感。
ちなみに欧州市場では、トヨタ・アイゴXやスズキ・イグニス、ジープ・アベンジャー、フォルクスワーゲンT-CrossといったA-SUVモデルが競合になるそうです。
こちらはリアデザイン。
最近のヒョンデのトレンドにもなっている、パラメトリックピクセルLEDリアコンビランプを採用。
インテリアもオシャレでシンプル
インテリアも見ていきましょう。
内装のデザインは、キャスパーからほぼ引き継がれていますが、技術的なアップグレードが施され、デジタルコックピットには、10.25インチのデュアルディスプレイを搭載(メーターはアナログではなくフル液晶)。
またグレードに応じて、置くだけ充電や64色のLEDアンビエントライト、フロントシートヒーター、サンルーフ、予防安全装備が搭載されています。
なおシートに関してはフルフラットに折りたたむことができ、2列目はスライドとリクライニングが可能で、オプションでフロントシートベンチレーションも準備されているとのこと。
トランク容量は280Lと、ホンダWR-Vの458Lのトランク容量よりも半分程度と小さいですが、リアベンチシートの位置に応じて351Lまで拡大できるのもポイントです。
グレードは2種類、パワートレインも2種類
続いてパワートレインもチェックしていきましょう。
本モデルでは、大きく2種類のピュアEVパワートレインが準備されていて、グレードはスタンダードとロングレンジの2種類をラインナップ。
スタンダードグレードは、シングルモーターと42kWhのバッテリーパックを搭載することで、システム総出力97ps/システムトルク147Nmを発揮、航続可能距離は300km以上となっています。
一方のロングレンジは、49kWhのやや大き目となるバッテリーパックとシングルモーターを搭載することで、システム総出力115psを発揮し、航続可能距離は355kmにまで到達するとのこと。
なおこれらのモデルには、120kWのDC急速充電機能に対応しており、、僅か30分で10~80%まで充電可能で、一般の家庭用電源(11kW ACコンセント)だと、、スタンダードは4時間、ロングレンジは4時間35分で満充電が可能とのことです。