【速報】新型フェアレディZ(RZ34)が発売されてからの国内向け累計生産台数が「約2,800台」であることが判明!日産が2024年6月27日時点での最新工場出荷目途一覧を更新

新型フェアレディZ(RZ34)は、未だ街中で見かけることの少ない希少モデル

2022年7月末に国内向けとして発売されて、もうすぐ2年が経過する日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

実は発売時期と同時に、国内向けの先行受注が約6,000台に到達した関係で受注停止となり、その後も今日に至るまで受注は再開されないままとなっています。

2023年8月には、ビッグマイチェン後”初”となる一部改良と共に、特別仕様車NISMOに加え、ディーラーオプションのカスタマイズドエディションが追加販売されましたが、改良モデルとNISMOに関しては、先行予約組&未納ユーザーだけに購入権が与えられているため、新規での受注は一切受け付けていなかったんですね。


この調子の生産台数で本当に2024年夏~秋頃にかけて受注再開可能なのだろうか…

そんなフェアレディZ(RZ34)ですが、以前より2024年夏頃~秋頃にかけて受注再開の情報が出ており、私がお世話になっている日産ディーラーでも「一番最後に受注を受け付けた顧客の正式発注が完了し、納車時期も2025年1月~2月頃を予定している」との回答で、おそらく「2025年春頃まで」には、全国のバックオーダー分を全て解消する計画なのではないかと言われています。

但し、特別仕様車NISMOに関しては、一部専用部品の供給が追い付いていないとの情報があり、2024年6月下旬時点で限定1,200台中500台未満とのことで、こちらは全てを捌き切るのにまだまだ時間がかかりそうです。

2024年6月までに生産された台数は僅か2,800台程度

そしてこれも驚きだったのが、RZ34の2022年7月~2024年6月までに国内向け累計生産台数が僅か2,800台だということ。

先ほどお伝えした通り、国内向けの累計先行受注数が6,000台のため(キャンセル分は不明)、それに比べるとまだ半分も生産できていない計算になります。

ただ、2024年に入ってからは月平均200台以上は生産できているとのことで、2023年は月平均90台未満、2022年は月平均50台程度なので、それに比べるとペースは上がっている方だと思います。

仮にこのままのペースを維持したとしても、残り約2,200台を月平均220台で生産したとしても10か月(2025年4月~5月辺り)はかかりますが、先ほどの通りバックオーダー分を2025年春頃までに捌き切るという情報とも一致するため、このまま日産には頑張ってほしいところです。
※NISMOの台数分も含まれるため、標準車だけであれば7か月ぐらいで生産完了か?

フェアレディZ(RZ34)は、2025年8月の3回目の改良で更に値上げする恐れも?

あとこの情報は、RZ34と全く関係ない…というわけではないのですが、国土交通省が2024年6月27日、車のアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置搭載の義務化の検討に入ったことが明らかとなりました。

ライブドアニュースの報道によると、この機能は早くとも2025年6月にも道路運送車両法に基づく省令を改正して、新車を対象に義務化する見通しとのこと。

そのため、2025年8月頃に3度目の一部改良を施すかもしれないRZ34にも、踏み間違い防止機能が標準化される可能性があるわけですが、その分価格も大幅に上がることが考えられ、より買いづらい車になってしまうかもしれませんね。

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