スズキ新型アルト(ラパン)/スペーシアに”シレッ”とリコール!テスラ・モデル3はシートベルト不具合、アストンマーティンDBXはエンジン再始動不可
スズキはたまに国土交通省のプレスリリースに掲載されないリコールがあるようだが
スズキ・アルト/アルトラパン/スペーシアの3車種・計11車種にリコール。
今回のリコールは、2024年7月11日にスズキ公式にて公開されたものではあるものの、国土交通省の公式プレスリリースでは未だ掲載されていない不具合。
っというのも、リコール開始日が2024年7月12日となっているため、おそらく日程をズラして国土交通相の公式プレスリリースにも掲載されるのではないかと予想されます。
足回りのナットが緩んで異音が発生し、著しいガタが発生する恐れあり
ちなみに今回の不具合内容としては、フロントホイールハブとドライブシャフトを締結するナットの締め付けが不適切なため、ナットの締め付けトルクが不足しているものがあるとのこと。
そのため、そのまま使用を続けると当該ナットが緩んで異音が発生し、最悪の場合、フロントホイールハブとドライブシャフトの間で著しいガタが発生するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内調査からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][アルト]
・3BA-HA37S/HA37S-174645~HA37S-174687/令和6年6月17日~令和6年6月18日/3台・5AA-HA97S/HA97S-167602/令和6年6月17日/1台
[アルトラパン]
・5BA-HE33S/HE33S-515372~HE33S-515469/令和6年6月17日~令和6年6月18日/6台[スペーシアベース]
・5BD-MK33V/MK33V-203883/令和6年6月19日/1台
改善措置としては、全車両、左右のナットを新品に交換し規定のトルクで締め付けるリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「スズキのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。
走行中にエンジンが停止→再始動できない恐れアリ
続いて、アストンマーティンDBX/DBX707の2車種・計718台にリコール。
不具合内容としては、12Vバッテリーヒューズボックスの電源線を固定している3か所のナットにおいて、製造工程での締付トルクが不足しているため、使用過程で緩むことがあるとのこと。
そのため、車両の供給電力が損なわれ、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、再始動できないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、本国メーカーからの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][DBX]
・7BA-AM801/SCFVTJAW9MTV00153~SD7VTJAW2RTV10383/令和2年5月7日~令和5年9月22日/482台[DBX707]
・7BA-AM801/SD7VTJBWXPTV05704~SD7VTJBW8RTV10371/令和4年5月27日~令和5年9月22日/236台
改善措置としては、対象全車両、当該箇所の固定用六角鋸歯状フランジナットを、対策品の平ナット、平ワッシャー、スプリングワッシャーへ交換し、12Nmで締め付けるとのこと。
なお、発熱によりヒューズボックスが損傷している場合は交換するリコール作業を実施するとのことです。