レクサス新型IS500 F SPORT Performanceが納車されて15か月が経過!小さなことではあるが「常々不満に感じている」ポイントをいくつか見ていこう
早いもので、私の新型IS500 F SPORT Performanceも納車されて1年3か月が経過
2023年4月に私に納車されて、15か月が経過したレクサス新型IS500 F SPORT Performance[2WD]。
走行距離は4,000kmちょっとと全く伸びていないものの、他に所有する車両のようにバッテリー上がりは一度も起きていません。
基本的には、私の父の週末乗り用として購入したものの、父が乗れないときはできるだけ私も乗るようにしているため、今回は私が普段乗りしているときに感じた不満ポイントをいくつかまとめていきたいと思います。
本モデルが発売されてもうすぐ2年が経過するが、未だに街中で見かけることが殆ど無い
IS500 F SPORT Performanceは、初回抽選限定500台のみとなる特別仕様車First Editionとは異なり、カタログモデルとして販売されたため、おそらく市場に出回っている台数は1,000台以上になると予想されますが、街中で見かけることはほとんどなく、今でも新鮮味を感じるスポーツセダンです。
2022年8月末に発売されて、もうすぐ2年が経過しようとしていますが、まだまだ希少性は高く、車両本体価格も850万円からになるため、維持費なども考えたら中々簡単に手を出せる車ではないのが正直なところ。
ただ、V8 NAという絶滅危惧種のエンジンを搭載しているだけでも、この車を購入する価値は十分にあったと思いますし、これからも大事にしていきたいところです。
旧世代のインフォテイメントシステムはカッコいいが、やっぱり分かりづらいところもある
色々と前置きが長くなりましたが、早速IS500の不満に感じているポイントを見ていきましょう。
まずは、IS500のインフォテイメント系から見ていきましょう。
レクサスのラインナップモデルの中で、RCに続いて唯一の旧世代インフォテイメントシステムを継続しているIS500ですが、8インチの液晶メーター+メーターリングによるギミックアニメーションは魅力的でカッコ良く感じるものの、一方で残念なのは予防安全装備Toyota Safety Senseの情報量が少ないということ。
上の画像にもある通り、このメーター情報から「レーダークルーズコントロールが機能しているのかどうか?」が分かりづらいのではないかと思います。
ちなみに、クルーズコントロールが機能しているかどうかは、上の画像の赤矢印にある「SET」が点灯していれば、クルコンで定速巡航している状態なのですが、「SET」が消灯していれば定速巡航はしていないものの、クルコン準備ができていることを意味します。
あとは、上のメーター情報だけだと「現在何km/hにクルコン設定しているのか?」がわからないのも旧世代インフォテイメントのデメリットの一つ。
クルコンレバーを操作すれば、速度変更と共に何km/hで定速巡航しているのかはわかるものの、新世代インフォテイメントシステムのようにメーター上に集約して定速速度も表示されていると、より使い勝手も満足度は上がっていたかもしれません。
夜間時のステアリングスイッチが分かりづらい上に、クルコンレバーも全く見えない
続いては、IS500のステアリング周りのスイッチ類の使い勝手について。
まずステアリング上に設けられた多機能スイッチですが、上の画像でも確認できる通り、夜間時だとバックライト点灯しておらずほとんど見えない状態なんですね。
ちなみにこちらが、日中に撮影したときのIS500のステアリング周り。
現行のレクサス/トヨタのステアリングスイッチとは異なり、旧世代のスイッチ類はバックライトの点灯有無すらもわかりづらい状態で、おそらく微かに光っているとは思うものの、それでも「どこに何のスイッチがあるのか」は、すぐに確認することは難しいのが正直なところ。
あと上の画像にもある通り、IS500のインフォテイメント系や予防安全装備は旧世代になるため、レーダークルーズコントロールもスイッチ式ではなくレバー式になります(黄色いビニールを被せている部分)。
このレバー式スイッチも、夜間時はバックライトが点灯せずに全く確認できないため、旧世代の予防安全装備が使い慣れている方であれば特に問題ないとは思いますが、(代車やレンタカー等で)初めて使われる方や、複数台持ちでうろ覚えの方からすると使いづらいのが正直な感想です。