日産が新型パトロール/アルマーダ/ムラーノのシルエット画像を公開→新型キックスは日本で販売しないの?2025年モデルのマツダ新型CX-90のグレード別価格帯が判明!
2024年の日産は踏ん張りどころかもしれない
日産は、2024年第一四半期を経ての営業利益が-99.2%急落したことを報告し、併せて財務プレゼンテーションにて4つの新モデルを将来的に発表することを明らかにしました。
日産は「モデルラインナップの拡大」を題名に、インフィニティ新型QX80や新型キックス(Nissan New Kicks)、ノートオーラ(New Note Aura)、アリアニスモ(New Ariya Nismo)の他に、4種類の全く新しいSUVを公開。
あくまでもシルエットのみではありますが、その内の3車種は、既に具体的な車名が明らかになっています。
日産が2025年~2027年にかけて発表する最新モデルを見ていこう
こちらが今回、日産が公開したモデルラインナップの拡大資料。
既に車種が明かになっているインフィニティQX80/日産キックス/ノートオーラ/アリアNISMOを除き、後ろには4種類のSUVらしきシルエットが確認できます。
黒のシルエットで隠されているモデルについては、左から新型パトロール(New Patrol)/アルマーダ(Armada)/ムラーノ(Murano)で、一番右側の個体については明らかになっていません。
ちなみに、これらのシルエットモデルに関しては2025年~2027年にデビューすると噂されているものの、市販化については更に時期を遅らせる可能性も高そう。
4番目のSUVは、ピュアEVのリーフクロスオーバーの可能性も?
パトロールは中東市場向け、アルマーダは北米市場向けと予想されますが、ムラーノに関しても北米市場向けとしてラインナップされる予定で、既に公道でも開発車両が何度かスパイショットされています。
そして最も謎なのが、4車種の中で唯一明らかになっていない謎のコンパクトクロスオーバーモデル。
詳細については一切明らかになっていませんが、おそらくは新型リーフクロスオーバー(New Leaf Crossover)なのではないか?と予想されています。
日産は営業利益・純利益ともに大幅なマイナスに
そして今回の日産の第一四半期の売上を見ていくと、。営業利益は-99.2%減となる9億9,500万円、純利益は-72.9%減の285億6,200万円となりました。
これらの結果を受け、日産は2024年度通期の目標を修正せざるを得なくなり、販売目標は370万台から365万台に調整され、営業利益目標は6,000億円から5,000億円に引き下げられています。
日産CEOの内田誠 氏は、厳しい第1四半期を経て会社を軌道に戻すことを目指し、さまざまな地域での今後の発売について語りました。
同氏は、北米市場向けの新型アルマーダ/ムラーノを強調し、インフィニティQX80とともに顧客の関心を再び呼び起こすことを期待。
ジュークやキャシュカイ、エクストレイルe-Power(T33)は欧州市場にとって重要であり、新型パトロールは中東でまもなく発売される予定であることも説明し、更に日本市場では、ノート/ノートオーラ、セレナ(C28)、サクラ/デイズといった日本専売モデルを注力していくと語っています。
日本で最も売れそうな新型キックスは発売されないの?
ただその一方で気になるのは、なぜ日本市場ではフルモデルチェンジ版・新型キックスが発売されないのか?ということ。
既に北米市場では発表・発売済ですが、日本向けは未だ先代モデルのみ。
競合ひしめくコンパクトSUVに新型キックス/キックスe-POWERを投入することは、日産にとっても追い風になる可能性があるわけですが、なぜか日産は消極的な姿勢を見せている様子です。