スズキ新型フロンクスの実車を見た後に愛車のホンダWR-Vを眺めてみる。WR-Vはアナログだがバッテリー上がりなどのトラブル時には早急に対処できる良さがある?

デザインの好みは人それぞれだと思うが、個人的にはどちらもアグレッシブでカッコいいと思っている

2024年10月16日に発表・発売予定となっている、スズキの新世代BセグメントSUVモデルとなる新型フロンクス(Suzuki New FRONX)。

前回のブログにて、アークティックホワイトパール×ブラックルーフ2トーンの実車だけでなく、オピュレントレッドパールメタリック×ブラックルーフ2トーンの実車も拝見したことをお伝えしました。

今回のブログでは、フロンクスの実車を拝見した上で、競合モデルであり私の愛車でもあるホンダWR-Vを眺めてみて感じたことをまとめていきたいと思います。


ボディ同色と無塗装ブラックのバランスは微妙に似ている

まずはエクステリアについて。

見た目のカッコ良さ云々ではなく、エクステリアの素材のバランスに注目していくと、あくまでも私が所有するWR-V Z+グレードとの比較にはなりますが、ボディ同色パーツや無塗装ブラックの樹脂パーツ、そしてメッキ調/シルバー加飾のバランスが、フロンクスとよく似ているということ。

これまではWR-V単独のインプレッションだったため、他のBセグメントSUVと比較することは無かったのですが、今回フロンクスの実車を拝見してみて「意外にも両車に使用されるパーツのバランスが似ている」ことに気付かされたんですね。

どちらがチープに見えるとか、どちらが高級感があるか、ということではなく、何れも近しいバランスでありながらも印象が大きく異なるのはユニーク。

ボディカラーも、WR-Vはイルミナスレッドと呼ばれる新色で、フロンクスのオピュレントレッドパールメタリックとはまた違った印象を持ちますし、どちらも共通しているのはお上品なレッドだということ。

ステアリングホイールのバランスも両車で大きく異なる

続いて内装も見ていくと、WR-Vのステアリングホイールは太めで、外径全体に本革巻きが使用されているのに対し…

フロンクスの本革巻きステアリングホイールは若干細めで、3時~9時部分にかけてオーナメントパネルが使用されています。

これはユーザーによって好みが大きく異なる部分なので何とも評価しづらいところですが、個人的な印象としては、WR-Vはアナログ感が強めであり、それでいて走ることに集中したい人向けに作られたステアリングだと考えていて、敢えて余計なオーナメントパネルを使用しないことでコストを抑えつつ、足回りなどを含めた”走り”にコストをかけたのではないか?と推測しています。

2ページ目:WR-Vのアナログチックなポイントが、バッテリー上がりや事故時に役に立つことも?