これがフルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロミニ?スズキ・ジムニーをライバルとする軽クロカンの登場に期待だが…デリカミニのSD問題のアップデート完了
あくまでも非公式の情報になるため、そもそもパジェロミニが復活することも考えにくいわけだが
様々な国内カーメディアが度々報道している三菱の新型パジェロミニ(Mitsubishi New Pajero Mini)。
本モデルの兄貴分となる次期パジェロが、2026年以降に復活すると報道され大きな話題となっていますが、一方でコンパクトなクロカンモデルとなる次期パジェロミニが2025年に復活すると報道されています。
もちろん、三菱公式でも三菱ディーラーでも本情報については一切触れておらず、製品ロードマップにも掲載されていない非公式情報になるため、どこが情報源となっているのかは不明ですが、何とも興味深い内容となっています。
これが次期パジェロミニのエクステリア?
こちらが今回、国内自動車カーメディアSpyder7さんが作成した新型パジェロミニの完成イメージレンダリング。
あくまでも本レンダリングは非公式の作品になるため、三菱公式とのつながりは何もないので注意してください。
画像を見てもお分かりの通り、スタイルベースは既存ラインナップモデルのデリカミニ(New Delica Mini)で、フロントマスクは新型トライトン(New Triton)へと移植した切った貼ったのレンダリングといったところでしょうか。
見方によっては”ミニトライトン”というイメージで、プラットフォームもラダーフレームベースになるのか、はたまた日産と三菱の合弁企業であるNMKVの改良型プラットフォームを採用するのか気になるところ。
なおSpyder7さんの報道によれば、本モデルの直接的なライバルはスズキ現行ジムニー(Suzuki New Jimny)だそうで、フレキシブルな走破性に加えて、三菱独自の力強くもトルクフルなエンジンで勝負する一台とのこと。
ちなみにこのモデル、発売時期としては2025年頃を予定しているとのことですが、少なからずメーカーから三菱ディーラーに配布されている製品ロードマップや製品勉強会の資料にはパジェロミニに関する情報や掲載は無し。
パジェロミニではなく、パジェロスポーツに関する情報はあるようだが…
但し、タイ市場などにて販売されているパジェロスポーツ(New Pajero Sport)が日本市場に導入される?といった情報は展開されているため、マイナーチェンジ版・新型アウトランダーPHEV(New Outlander PHEV)に続く注目モデルとなるかもしれませんね。
次期パジェロミニはラダーフレームではない?それはパジェロミニと呼ぶべきなのだろうか
改めてパジェロミニの予想レンダリングに加え、Spyder7さんが報道する(予想)内容を見ていくと、どうやらプラットフォームはラダーフレームベースではなく、日産デイズや三菱eKワゴンなどの改良型プラットフォームがベースになるとのことで、そうなるとジムニーのようなラダーフレームベースのクロカンモデルとは直接的なライバルにはならなそう。
加えてドア数も2ドアから4ドアへと実用的にアップし、駆動方式も後輪駆動[FR]ベースから前輪駆動[FF]ベースへと置き換えられるそうで、これまでのパジェロミニのイメージとは大きくかけ離れたモデルになりそうですね。
なんちゃってパジェロミニはユーザーが求めているモデルかは微妙
インテリアに関しては、大型化されたインフォテイメントディスプレイや予防安全装備&ドライビングサポートのMi-Pilot(マイパイロット)が搭載されるそうで、オフロードよりもオンロードでの快適性が向上することをアピールする一台になりそうなところで、おそらくモデルベースはデリカミニが最も近しいのではないかと推測。
パワートレインは、eKシリーズやデリカミニ同様に排気量660cc 直列3気筒自然吸気&ターボエンジンをベースとしたマイルドハイブリッドになるそうで、燃費も20km/L以上となる可能性が高いそうです。