ホンダ新型 N-BOX JOYのここが気になる!「燃料タンク容量が従来モデルと変わらず27Lのまま」「LEDフォグランプは標準装備されない」など

スペーシアギアやデリカミニ、タント・ファンクロスをライバルとするN-BOX JOYの気になるポイントとは?

2024年9月に発表・発売予定となっている、ホンダ新型 N-BOX JOY。

ノーマルモデルのN-BOXをベースにした、アウトドア志向の派生モデルで、自然吸気系だけでなくターボ系も展開し、更には両方にマルチビューカメラ+後退出庫サポートのメーカーオプションを設定するなど、一気に実用性と利便性を高めています。

既に当ブログでは、N-BOX JOYに関するグレード別価格帯や見積もり内容、主要諸元、主要装備などを紹介してきましたが、今回は本モデルのちょっと気になるポイントや不満ポイントなどを紹介していきたいと思います。


やはり燃料タンク容量が大きくなることは無し

via:X(旧Twitter)

まずは、N-BOX JOYで若干期待された燃料タンク容量の拡大についてですが、残念ながら現行N-BOX/N-BOX Custom同様に、前輪駆動[2WD]モデルが27L、四輪駆動[4WD]が25Lと変わらず。

そのため、普段使いで軽自動車を頻繁的に使われる方は、給油頻度も多くなると考えられ、特に街中移動が多い方からすると、私が普段利用しているN-BOX Customターボ(JF5)でも、エアコン使用時で15km/L~16km/Lが多いため、無給油での走行距離は概ね380km~430kmといったところ。

N-BOXは総じて満足度の高い軽自動車ですが、唯一の不満要素として燃料タンク容量の小ささが挙げられるため、何れマイナーチェンジや次回のフルモデルチェンジにて容量を拡大してほしいところです。

オートブレーキホールド[ABH]のメモリー化は無し

続いては、N-BOX JOYではオートブレーキホールド機能のメモリー化(自動復帰型)が採用されないということ。

新型フリード(New FREED)やステップワゴン(New STEPWGN)、更にはマイチェン版・新型シビック(New Civic, FL)でも続々と採用されているオートブレーキホールドのメモリー化ですが、残念ながら現行N-BOXに続き、N-BOX JOYでも採用されないとのこと。

実際に製品勉強会などで実車を拝見したというホンダディーラーの担当スタッフさんの情報によると、メーカーエンジニアの回答からも、今回はメモリー化が採用されていないことを確認済み。

エンジンを再始動したり、シートベルトを再度装着しても自動で復帰する便利機能でもあるため、N-BOX JOYでの標準設定が期待されましたが、次回のマイナーチェンジの余力残しなのかは不明ながらも、個人的には積極的に採用してほしかった機能の一つでもあります。

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