実はアレが無かった!ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR(GT6)の後席ってどうなの?座り心地や振動など、気になるポイントをチェック
意外と体感していなかった新型フリードの2列目キャプテンシート
2024年6月に私に納車されて2か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。
今回は、夜間時に本モデルの2列目に座ったときのインプレッションをまとめていきたいと思います。
2列目に座ることはほとんどないため、運転席に座っていたときと違った印象も多く、また新たな発見もあったので情報共有も兼ねて紹介してきたいと思います。
サイドステップ位置は適度な高さで乗降りしやすい
まずはフリードのサイドステップ位置。
これはあくまでも個人的な意見ですが、身長182センチの私だと、そこまで脚を上げる必要もないですし、軽く頭を下げて入り込めば良いので、天井に頭が当たる心配もなく乗降りできるのは楽。
ちなみに、茶道の関係で着物を着ることが多い妻や子供の場合、脚を上げる範囲が制限される着物でも問題なく乗降りできていました。
2列目後席はとても静か
続いて、2列目後席に乗ってみて感じたことは、車内がとても静かだということ。
特に信号待ちのときだと、EVモードでエンジンが稼動していないとき、EVモードが解除されてエンジンが始動したときの違いがほとんどわからず、常にEVモードになっている?と勘違いしてしまうほどに静かなんですね。
もちろん、走行しているときもEVモードでの加速と、EVモードが解除されてエンジンで加速しているときの違いがわかりづらく、この点の違いの小ささはフロントシートと後席で感じ方が異なるのはユニークですし、あくまでも街中走行のみではありましたが「フリードってこんなに静かな車だったんだなぁ・・・」と驚きを隠せず。
シートの座り心地や振動、気になる点は?
続いては、2列目シートの座り心地などについて。
先代2代目フリードに比べて、2列目キャプテンシートの座面位置が大きくなり、座り心地が向上しているとの情報でしたが、実際に道中での座り心地としては、確かに体にフィットして良さげ。
ただ、お尻は深くまでフィットしますが、どうしてもシート座面が大きくなった関係で、サイドのサポート部分のホールドが少し弱いかな?という印象があり、コーナリング強めだったりすると少々不安は残るかもしれません。
これはホンダの狙いなのかどうかは不明なのですが、サイドのサポートのホールド感が少し弱いのも、体への圧迫感を無くすため?という解釈もできますが、一方で体格の大きい方が座ると少し大きめのサイドサポートが上手くフィットするのかもしれません。
2列目シートの振動や突き上げは小さい
そして走行中の振動や突き上げはどうか?という点ですが、助手席に乗っているときよりも、後席の方が振動や突き上げは小さい印象。
あくまでも素人の勝手な推測ですが、フロントのウォークスルー下部にモーターが搭載されている関係で、その振動がフロント部分に伝わりやすくなっているだけ?だと推測。
モーターから遠い2列目シートだと、より振動が伝わりにくくなっている?と考えていますが、何れにしてもフロントシートに座っているときよりも振動や突き上げは小さめ(高速道路での走行だと、また印象は違ってくるかもしれませんが…)。
前後スライドのシートレールの嵌まりが弱い?
ただ気になった点としては、シートに座ってリクライニングや前後のスライド調整を行った際、スライドレールのハマり込みが弱かったのか、走行後のブレーキでシートが少しだけ動き、「ガチャッ!」とアタッチメントが嵌まる音がしたのは気になるところ。
ちなみにこの現象、日産セレナe-POWER LUXION(Nissan New Serena, C28)の2列目シートの前後スライドも中々嵌まりにくいため、走行中の慣性の力でようやく嵌まるという認識だったので、フリードでも全く同じだったことを考えると、そこまで深く考える必要はないのかも?しれません。