元オーナーが予想!(2025年)一部改良版・トヨタ新型シエンタにて期待したい改良ポイントは?現実的に改良が難しいポイントも見ていこう
3代目として発売されて2年以上が経過した現行シエンタ
2022年8月に発売されて2年1年が経過した、トヨタの3代目となるフルモデルチェンジ版・新型シエンタ (Toyota New Sienta)。
私も約1年半ほど所有していましたが、ミドルサイズミニバンのノア (Noah)/ヴォクシー (Voxy)や、ラージサイズミニバンのアルファード (New ALPHARD)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)とは異なり、コンパクトでありながらも低燃費、そしてスライドドアを採用することで狭い駐車場でも快適に乗り降りできる満足度の高い一台でした。
そんなシエンタも2024年5月に初の一部改良版として発売されたわけですが、改良・変更内容としては極めて限定的だったため、2025年の一部改良での大幅な商品力アップに期待したいところです。
そこで今回は、元オーナーである私から見て「2025年モデルのシエンタでは改良してほしい&改良されるかもしれない?改良は難しい?」ポイントをいくつか予想していきたいと思います。
7インチ液晶メーターから12.3インチへのフル液晶へサイズアップ?
まず、2025年モデルの一部改良で最も有り得そうなのが12.3インチのフル液晶メーターへのサイズアップ。
現行シエンタでは、上位グレードにおいて7インチTFTマルチカラー液晶+LCDを組み合わせたハイブリッドメーターを採用していますが、おそらく次の改良では、カローラシリーズやアルヴェルなどにて採用されるようなフル液晶メーターが濃厚なのではないかと推測。
メーターパーツの流用によるコスト低減や開発費の低減なども一つの目的になると予想しますが、昨今のトヨタの流れを汲むデザインとなる可能性が高そうではあるものの、一方でオリジナリティが薄れてしまうのもデメリットの一つだと思います(ぶっちゃけ、トヨタのフル液晶メーターほど面白みのないものは無い)。
一方のディスプレイオーディオは10.5インチのままになりそう
12.3インチのフル液晶メーターが採用される可能性が高まる一方で、ディスプレイオーディオも12.3インチにサイズアップするのでは?といった予想もありますが、シエンタというエントリーコンパクトミニバンの立ち位置を考えると、ノアヴォクは未だ最大10.5インチでアルヴェルは最大14インチなので、ノアヴォクのヒエラルキーを超えてサイズアップすることは考えにくいところ。
おそらくノアヴォクが次の一部改良(2025年春頃?)で、12.3インチのワイドなディスプレイオーディオを採用してくるのでは?と素人ながらに推測しています。
前後ドラレコ機能付きとなるデジタルインナーミラーを搭載?
続いては、前後ドライブレコーダー付となるデジタルインナーミラーについて。
現行シエンタでは自動防眩ルームミラーが採用されており、デジタルインナーミラーの設定はありませんが、普段使いしていた元オーナーからすると、荷室に大量の荷物を載せる際、多くの荷物がリアガラスを塞いでしまう → ルームミラーからだと後方視界を確認できない、といった問題があるため、そういった問題を解消する意味でもデジタルインナーミラーの搭載には期待したいところ。
最近のトヨタのデジタルインナーミラーは、ハレーションはあれど自動防眩付きなので、わざわざ手動ルームミラーのように切り替える必要もないのは便利。
おまけにデジタルインナーミラーだと広角になるので、見る角度によっては、わざわざサイドミラーで左右の後方視界を確認しなくとも、車線変更もできるときがあるので、使い勝手の幅が広がるのもメリットの一つだと思います。