ホンダ新型シビックRSに試乗!6速MTはシビックタイプR (FL5)とほぼ同じシフトフィールとレブマッチでストレスフリー。なお納期は発売日から1日で「約7か月」
シビックRSの注目度は高く、試乗車・展示車の配備も限られている模様
2024年9月12日に発表/13日に発売された、マイナーチェンジ版・ホンダ新型シビック (Honda New Civic, FL)。
今回のマイナーチェンジでは、待望のストリートスポーツモデルとなるシビックRSが追加ラインナップされたわけですが、今回早くも本モデルの試乗をさせていただくことに。
この日は週末で試乗キャンペーンを実施していたため、いつもお世話になっているホンダディーラーに招待していただき、お言葉に甘えて試乗させていただくことになりました。
ただやっぱり、話題のスポーツカーということもあって、試乗車・展示車として配備されているディーラーも非常に少ないとのことで、この日は試乗を求めてきたお客さんで賑わっていたため、1人あたり試乗できる時間も細かく分けられていました。
試乗したのはプラチナホワイトパール
今回試乗させていただいたのは、リセールカラーであり定番カラーでもあるプラチナホワイトパール。
内装はブラック×レッドの一択なので、おそらく市場に多く出回る仕様ではないかと思います。
ディーラーオプションについては、必要最低限となるフロアマットとドライブレコーダー、そしてホイールロックナットぐらいで、リアウィングやダックテールスポイラーやフロントリップスポイラーは無しでした。
※ディスプレイオーディオなどは基本的に標準装備
繰り返しにはなりますが、この日は試乗キャンペーンということで多くの方が試乗に来られていたため、効率よく回すために試乗車を拝見するのは必要最低限で撮影はしていません(申し訳ございません)。
6速MTでもオートブレーキホールド機能がメモリー式に
早速このモデルで試乗していくわけですが、ブレーキペダラうとクラッチペダルを踏みながらのエンジンスタート時の振動は小さく、FL5に比べるととてもおとなしい印象。
※ところどころでFL5と比較した内容になっていますので、予めご了承ください
ただFL5と異なるポイントとしては、6速MTモデルでもオートブレーキホールド機能がメモリー式(自己復帰型)だったということ。
この点は事前情報として把握していたものの、CVTモデルで慣れている機能だけに、6速MTでもメモリー式が採用されたのは不思議な感覚。
もちろん機能としては便利だと思いますが、FL5や前期型のFL1(6MT)に乗り慣れている人からすると、ちょっと違和感はあるかもしれません。
シフトフィールはFL5とほぼ同じでストレスフリー
試乗コースは信号が少なく、且つ直線の多い県道でしたが、このモデルで走らせて感じたことは、終始6速MTのシフトフィールはFL5に近いということ。
特に他のスポーツカーだとカタメに感じる1速 ⇔ 2速のシフト変換もスコスコ入りますし、交差点で減速するときに2速 → 1速シフトダウンする際のレブマッチもスムーズで快適(2速で50km/Lほどでも、簡単に1速にシフトダウンできてしまう)。
3速~6速も、何のストレスもなくスムーズ且つスコスコ入るのが気持ち良く、この点は人を乗せていても自分のシフト操作の下手さがバレないのは有難いところ。