トヨタ新型ランドクルーザー300に「総重量200kg以上」の荷物を載せて走らせてみた!約250km走らせての燃費や乗り心地は?またもランクル300の盗難被害が多発
これまでで最も多くの荷物を載せて走らせたと思うが、ここまで驚きの結果が出ようとは…
2023年8月に私に納車されて9か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ガソリンZX・3列7人乗り[4WD]。
今回は、本モデルに大量の荷物を積んだ上で、往復約250km走らせてきたので、そのときの乗り心地や実燃費などをチェックしていきたいと思います。
この他にも、最近何かと問題視されているランクル300の盗難被害ですが、今回新たに群馬県でも盗難が発生しています。
今回もランクル300で中距離ドライブ!やっぱりランクルは快適で実用的!
ここ最近ランクル300での移動頻度が増え、走行距離もどんどん伸びてきましたが、ランクル300を頻繁的に活用する理由としては「ラゲッジスペースに大量かつ大物の荷物を載せることができるから」。
しかもこの日は、車内に乗車する人数が3名で、3列目シートを前方に倒すだけでなく、運転席側の2列目シートも前方に倒し、助手席側の2列目シートは倒さない状態で可能な限り大量の荷物を載せることに。
重量物を可能な限り詰め込んでみた
実際にこちらが、ラゲッジスペースと3列目シート、そして運転席側2列目シートを倒した状態での荷物を載せた状態。
そのほとんどが釣り道具に必要な用品とクーラーボックス類になりますが、実はこれらの荷物の総重量は200kg以上あるため、重量バランスとしては後方側に傾くようなイメージ。
天井(ルーフ)側にも、釣り道具を吊るすことで乗員のスペースを確保。
載せきれない釣り動画に関しては、上の画像のように固定具を活用していますが、シートバックに設けられたリアモニターに接触しないギリギリの配置に(結果的にリアモニターに当たらなくて良かった…)。
重量物と男性大人3人の総重量は約400kg
これだけの荷物を積んで、運転席・助手席・助手席側の後席スペースは十分に確保された状態に。
ちなみに、大人の男性3人+荷物を含めての総重量は約400kgほど。
重量の関係で車高も少し下がり気味になり、乗り心地にどの程度の影響を与えるのかが気になるところ。
ちなみに、これだけの荷物を積むと一番問題になってくるのが、自動防眩ルームミラーから後方が全く見えないということ。
こういった死角の問題が出てくるため、やはりランクル300にはデジタルインナーミラーのメーカーオプション化、もしくはディーラーオプションの設定が合った方が良いのでは?と思ったりもします。
突き上げが気になったり、乗り心地がカタくなると予想したが…?
大量の荷物を載せた状態で、一般道や高速道路を走らせたところ、乗り味はカタメになる?と予想していましたが、その予想とは大きく異なり、どちらかというと「船に乗っているかのようなフワフワした乗り心地」に。
なぜ総重量400kg近くもあり、車高が落ち込みやすい条件でありながら、フワフワした乗り心地を提供できるのかは気になるところですが、一番の驚きは、道路と道路のつなぎ目にちょっとした段差が設けられていたにも関わらず、その路面を通過したときに特に大きな突き上げを感じなかったということ。
シートには下からの衝撃はほとんど伝わってこなかったですし、ここまで「空に浮いているかのような乗り心地」を維持するのは珍しく、それもラダーフレーム特有のものなのか、それとも新型ランクル300から採用された新世代TNGA-Fだからこそ成せる業なのか…
何とも興味深い乗り味と言いますか…奥深いフィーリングです。