サービスキャンペーン前後のトヨタ新型ランドクルーザー300で0-100km/h加速を比較→意外な結果に?2024年9月27日時点での最新工場出荷目途一覧もチェック
プログラム修正でランクル300の加速時間は変わるのか?
前回のブログにて、サービスキャンペーンの対象となっていたトヨタ新型ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)とレクサスLX600のエンジンコントロールコンピューターについて紹介しましたが、まず先にランクル300のサービスキャンペーンを実施。
具体的な現象としては、エンジンコントロールコンピュータにおいて、制御プログラムの検討時に、冷却ファンの作動によるエンジン出力への影響を考慮できていなかったため、アクセル全開付近で仕様通りのエンジン出力が出ないというものでした。
メーカー側の対策としては、全車両、エンジンコントロールコンピュータのプログラムを修正することで、仕様通りのエンジン出力を発揮するよう調整したわけですが、今回サービスキャンペーン実施後のランクル300の0-100km/h加速時間を検証することに。
サービスキャンペーン実施前と後では、0-100km/h加速時間は変わるのか?
今回の検証については、いつもお世話になっているYKTV【photograph】【car】チャンネルさん協力のもと比較することに。
内容としては至ってシンプルで、以下の条件で「サービスキャンペーン前」「サービスキャンペーン後」で0-100km/h加速時間が変化するのか見ていきます。
・乗員数は1人であること
・走行モードはSPORT S+であること
・エアコン/暖房は使用しないこと
・停車状態から一気に加速していくこと
プログラム変更で速くなる!?ランドクルーザー300のサービスキャンペーン前後でアクセル全開0-100ベタ踏み比較!【ランクル300】全開付近のエンジン出力は上がったと感じられるのか?
0-100km/h加速時間の比較動画は上の通りとなります。
結果としては…
サービスキャンペーン前:7.17秒
サービスキャンペーン後:7.13秒
変化したのは僅かに0.04秒ですが、若干の計測誤差もあったりしますし、サービスキャンペーン前は燃料残量が約半分(40Lぐらい)、サービスキャンペーン後は燃料残量がほぼ満タン状態(80Lぐらい)で計測しているため、全く同じ条件ではないことにも注意してください。
そう考えると、車体総重量で約40L分の違いがあるため、サービスキャンペーン後でも燃料残量を約半分にして計測すれば、更なる時間短縮が見込めるかもしれませんね。
ちなみに、私が他に所有するレクサスLX600は、納車後1年半(18か月)点検のタイミングでサービスキャンペーンを実施する予定なので、前後での検証はもう少し先になると思われます。