ホンダ新型フリード/シビック/N-BOX/ZR-VなどのHonda Total Care「立ち寄り履歴100」は盗難対策にもなる?車内Wi-Fiはホンダ/トヨタ共に値上げに…

意外と使いこなせていなかったHonda Total Care

直近のホンダの新車・新型車を購入すると同時に、ホンダオーナーズアプリとして活用できるHonda Total Careアプリ。

私も複数のホンダ車を購入・所有していますが、まだまだアプリを使いこなせておらず、今回とあるきっかけで便利な機能を知ることに。

その機能というのが「立ち寄り履歴100」というもので、使い方次第では盗難対策にもなるのでは?とも考えてみたり。

この機能を活用すると、Honda Total Careのドライブノート上にて、走行記録だけでなく具体的な出発地点や到着地点、更にはGoogleマップの地図情報が表示される仕組みになっています。

ちなみにこの機能、Honda CONNECTナビを搭載するモデルであれば活用できるそうで、私が現在所有しているN-BOX/ZR-V/WR-V/シビックタイプR(FL5)/フリードでも、Honda CONNECTナビを搭載しているので利用可能となっています。

具体的にどういった方法で活用できるのか?早速チェックしていきましょう。


Honda CONNECTナビでHonda Total Careの設定

まず下準備として、新型フリードやフィット、シビック、ステップワゴンなどに搭載されるHonda CONNECTナビを立ち上げ、上の黄色矢印にある「HOME」から、赤四角の「Honda Total Care」のアイコンを選択します。

その後Honda Total Careが立ち上がるので、上の赤四角の通り「立ち寄り履歴100」をタッチします。

すると、こんな感じで「立ち寄り履歴100」の画面が立ち上がるので、上の画像の赤四角にある通り「記録開始」を選択します。
※記録が既に開始されている場合は「記録停止」になっています。

設定は以上になります。

あとは自動でHonda CONNECTナビとHonda Total Careが自動で連携され、次回自車がエンジン始動して、目的地に到着するまでの地図情報がドライブノートに反映されるようになります。

立ち寄り履歴100が記録停止しているときのドライブノート

こちらが、立ち寄り履歴100の記録が停止しているときのHonda Total Careアプリの「ドライブノート」一覧になります。

上の画像にある通り、「走行距離」や「平均燃費」「ガソリン消費量」「走行時間」などの具体的な情報は表示されていますが、地図情報などは表示されていません。

立ち寄り履歴100が記録開始しているときのドライブノート

そしてこちらが、立ち寄り履歴100の記録が開始しているときのドライブノート一覧。

先程の「走行距離」や「平均燃費」「ガソリン消費量」「走行時間」に加えて、具体的な「出発地」と「訪問地」、そしてGoogleマップが表示されているのが確認できます(マップは諸々の事情でボカシを入れていますが、出発地点と到着地点にアイコンがある)。

立ち寄り履歴100は、盗難被害を受けた際の対策にもなる?

あくまでも記録として見ることができますが、もしも仮に車両盗難の被害を受けた場合、自車が自走でどのようなルートに向かったのか?を探すためのちょっとした手がかりにもなるため(あくまでもちょっとした対策程度ですが…)、盗難のリスクも含めて気になる方は記録しておくのも大事かもしれません。

ただし、ここで注意してほしいポイントとして、立ち寄り履歴100は「前回」エンジンオフした場所までが表示されるシステムになるため、現在地は未反映になっていることに注意してください。

ドライブノートは現在地まで反映されるものの、反映されるまで時間を要するため、Honta Total Careアプリとは別の「リモート操作」アプリが利用できる場合は、手動で更新すれば現在地がすぐ分かるシステムにもなっていますし、リモートロック操作も可能なので便利です。

あとは、これまでの走った記録などを残しておきたい方は、今回の情報が少しでも参考になりましたら幸いです。

2ページ目:トヨタ/レクサスのT-CONNECTナビのマイカーログは更に便利?ホンダとトヨタの車内Wi-Fiの仕様や月額が変更へ