更に質感が向上したマイナーチェンジ版・日産の新型マグナイトが発表!販売国を世界65か国へ拡大→日本でも販売か?WR-Vやフロンクスと真っ向勝負
日産マグナイトは日本にも導入してほしい一台
2020年12月、インド市場向けとして発表・発売された日産のBセグメントSUVとなる新型マグナイト (Nissan New Magnite)。
日本市場では販売されていない、日産の主力グローバルモデルですが、遂にこのモデルが初めてのマイナーチェンジを実施。
今回のマイナーチェンジでは、内外装の変更と共に、車内の質感の向上、そして販売対象国を更に拡大することが明らかになっています。
具体的にどういったところが変更されるのかチェックしていきましょう。
フロントグリルを刷新!スポーティな見た目を維持したマグナイト

こちらが今回、マイナーチェンジ版として新しく発表された新型マグナイト。
日産インディアの公式プレスリリースによると、基本的なデザイン言語は変わらないものの、フロントグリルパターンが水平基調のドット柄へと変更され、更にシルバー加飾のスキッドプレートを装備することでオフロード感を演出し、釣り目タイプのヘッドライトは継承されながらもスポーティな雰囲気は変わらないのはグッド。

そしてこのモデルの一番の注目トピックスは、販売対象国が拡大されるということ。
製造元がインドということもあり、販売対象国もインドが始まりでしたが、今回のマイナーチェンジをきっかけに新たに47か国を新規開拓することで、合計65か国以上で販売されることが決定。
これにより、BセグメントSUVの競合ともいえるホンダ・エレベイト(Honda New Elevate、日本名:WR-V)や、スズキ・フロンクス (Suzuki New Fronx)、更にはトヨタ・ヤリスクロス (Toyota Yaris Cross)とも直接的なライバルとなりそう。
2025年には日本にも新型車が1車種だけ発売予定だが

現時点ではまだ不明ですが、日本市場での市販化も期待されるマグナイト。
2025年には日本にも新型車が導入されるとの情報もありますし、その一台がマグナイトだと、日産のSUVカテゴリーも拡大されて更なる販売拡大が期待できそうなところです。

改めてマイチェン版マグナイトのエクステリアを見ていくと、ヘッドライト意匠は特に変更されていないものの、フロントウィンカーの名称は、公式で「ライトセーバースタイル・インジケーター」と言われているようです。
テールレンズはスモークタイプに変更

そしてこちらはリアクォータービュー。
大きく変更されたのはテールランプレンズで、シンプルなクリアタイプからスモークレンズへと変更され、更にハニカムグラフィックなLEDテール意匠へアップデートしているようです。

こちらがテールランプ点灯時。
”コ”の字型ではなく、”こ”の字型の2灯式というのもユニークですね。
最低地上高も全長の短さも実用性を考慮

この他の装備内容としては、シルバー加飾のルーフレールや、最低地上高205mmの実用的な高さ、そして全長は4,000mm未満を実現することで、インドでの税制対策になりながらも、駐車場でもスマートに駐車できるようなサイズ感となっています。

足もとには、ダイヤモンドカット+グロスブラックのデュアルトーン仕上げとなる16インチアルミホイールを装備。
さすがに全グレード標準装備ではないと思いますが、競合モデルのWR-Vやフロンクス、ヤリスクロスにも十分対抗できる見た目のインパクトだと思います。