遂に次期リーフ/キックスが日本にも!現行モデルがそろそろ受注受付け終了になり、キャラバンも受注殺到!2024年11月1日時点での最新工場出荷目途も更新
日産の主力モデル2車種が、そろそろ受注受付けを終了するようだ
日産の主力モデルでもあるピュアEVハッチバックのリーフ (Nissan Leaf)と、コンパクトSUVのキックス e-POWER (Kicks)ですが、どうやらこのモデルが2024年末~2025年初め頃にかけて受注及び販売を終了するとのこと。
私がいつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、直近にて開催された日産メーカーとの製品勉強会にて、確定的なデビュー&発売時期は伏せながらも、フルモデルチェンジ版・新型リーフ (New Leaf, ZE2型)と新型キックス (New Kicks, P16型)を日本国内でも発売することを明らかにしたそうです。
なお2024年11月初旬時点では、現行リーフ (ZE1型)と現行キックス e-POWER (P15型)に関しては、引き続き受注を受け付けているとのことですが、生産予定数に到達した時点で順次終了する予定となっているようです。
次期リーフは商品力向上と共に、大幅な値上げが予想される
まずは2025年春頃より生産開始予定となっている、フルモデルチェンジ版・新型リーフ (ZE2型)ですが、ようやく本モデルの開発車両がスパイショットされ、ボディスタイルもコンパクトハッチバックというよりも、リフトアップされたクーペクロスオーバーというイメージに。
モデルベースとしては、既に日産が公開しているチルアウト・コンセプト (Chill-Out Concept)ですが、デザイン言語もミニアリアと思わせるような近未来的なものに仕上げられそう。
ただ、本モデルで個人的に懸念しているのが車両本体価格で、現行ZE1型でも40kWhのバッテリーパックを搭載するモデルで4,081,000円(税込)~4,444,000円(税込)ですし、60kWhのバッテリーパックを搭載するモデルともなると5,253,600円(税込)~5,616,600円(税込)ととにかく高額。
商品力が大幅に向上し、更にバッテリーパックの容量アップや航続可能距離の延伸が期待されるともなると、確実に車両本体価格は現行よりもアップするでしょうから、グレードによっては600万円を優に超えて来るものもあるかもしれませんね。
そうなると、現行アリアのエントリーグレードB6に近い価格帯になってきますし、アリアとの差別化や特別感、先進的で全く新しい技術も備えないと”うま味”はないですし、だからといってヒエラルキーが逆転するような装備にしてしまうと、アリアの満足度も下がってしまうでしょうから、次期リーフの立ち位置は何とも難しいところかもしれません。
次期キックスも確実に現行から値上げするだろう
続いては、アメリカ市場向けとしては既に発表されている、フルモデルチェンジ版・新型キックス (P16型)。
日本での市販化は無い?とも噂されましたが、やはり日本でも販売されるとのことですし、BセグメントSUVという競合多きカテゴリーを逃すことは日産は避けたいでしょうから、そろそろ商品力も顧客満足度も大幅に向上させたいところだと思います。
ちなみにアメリカ市場では、相変わらずノンハイブリッドのガソリンのみがラインナップされますが、日本市場でも現行と変わらずシリーズハイブリッドのe-POWERが濃厚とのこと。
具体的なパワートレインまでは不明ながらも、燃費性能やシステム総出力を高めることを目的に、セレナ e-POWER (New Serena e-POWER, C28)と同じ排気量1.4L 直列3気筒自然吸気エンジン+シリーズハイブリッドを設定してくるのか、それとも現行同様に1.2L 直3エンジンをベースとするのか、はたまた全く別のパワートレインを設定してくるのかは気になる所。
なお価格帯については、こちらも次期リーフ同様に、確実に現行モデルよりも値上がりするでしょうし、現行モデルで3,257,100円(税込)~3,781,500円(税込)ですから、グレードは絞られるかもしれないものの、それでも最上級グレードでは400万円を超えて来るかもしれませんね。
2ページ目:ハイエースの生産休止により、キャラバンの受注が殺到?!2024年11月1日時点での最新工場出荷目途はどのように変化している?