もしや市販化の可能性も?北米トヨタが現行RAV4をベースにダカールラリーからインスパイアされた「RAV4-Xコンセプト」をSEMAショー2024にて出展!
やはりトヨタ公式のカスタムモデルやコンセプトカーは過激だ
2024年11月5日~8日まで、アメリカ・ラスベガスのコンベンションセンターにて開催されているSEMAショー2024にて、トヨタが複数のコンセプトカー/カスタムカーを出展。
前回のブログでは、1990年代に活躍したセリカGT-FourをオマージュしたGR86のラリーカー(WRC)コンセプト「GR86ラリー・レガシー・コンセプト」が出展されたことをお伝えしましたが、今回はダカールラリーにインスパイアされたRAV4のコンセプトモデル「RAV4-Xコンセプト」が出展されました。
もしかすると5代目RAV4としては「最後のコンセプトカー?」になるかもしれませんが、どのような見た目に仕上げられたのか見ていきましょう。
どことなく東京オリンピック2020カラーに見えなくも無いが…
こちらが今回、SEMAショー2024にて出展された現行RAV4をベースにしたRAV4-Xコンセプト。
その見た目の通り、ダカールラリーにインスパイアされたド派手なデザインに仕上げられ、元々アウトドアテイストなRAV4を、更にゴリゴリのオフロード仕様に仕上げた魅力的な一台。
アメリカで最も売れているSUVなだけあって、トヨタもSEMAショーでは何を出展すべきか?を理解しており、先程の通りGR86のラリー仕様に続いてサプライズ発表するところも流石の一言。
ボディカラーもかなり個性的ではあるもの、個人的な感想としては、どことなく東京オリンピック2020の専用カラーに見えるのは気のせいでしょうか…
改めてフロントマスクを見ていきましょう。
現行RAV4をベースにしつつ、ダカールラリー競技車のようなエクステリアに仕上げ、最低地上高はもちろんのこと、オフロード性能や耐久も向上させているとのこと。
足回りのサスペンション調整も可能に
そしてコンセプトカーで注目すべきは、足回りのサスペンション関係。
本モデルでは、特注の鍛造アルミニウム製フロントコントロールアームや、鍛造アルミニウム製リアアッパーサポートにより、車高を最大50mm、トレッド幅は最大160mm拡大したロングトラベルサスペンションをインストール。
この他にも、フロント外部リザーバーとリアピギーバックを備えた、調整可能な63.5mmの内部バイパスショックも備えています。
タイヤホイールも専用設計で、肉厚極太なオフロードタイヤを装着!
足回りの調整に加えて、タイヤアルミホイールも特注品を採用しているとのことですが、ダカールラリーにインスパイアされたモデルともなれば、当然タイヤはオフロード仕様を採用。
ホイールは17インチの鍛造アルミホイールと控え目ですが、タイヤは265/65R17インチと極太仕様となっています。