もしや市販化の可能性も?北米トヨタが現行RAV4をベースにダカールラリーからインスパイアされた「RAV4-Xコンセプト」をSEMAショー2024にて出展!
(続き)北米トヨタがSEMAショー2024向けに発表したRAV4-Xコンセプトを見ていこう
引き続き、北米トヨタがSEMAショー2024向けに発表したRAV4-Xコンセプトを見ていきましょう。
細部のデザインも主張強めのようだ
エクステリアの細部のパーツを見ていくと、ルーフスポイラーは大きく反り上がり、裏面には”TOYOTA”のレタリングアクセント。
リアハッチガラスに上手く反射しているのもポイントです。
フロントバンパーも見ていくと、スタンダードなRAV4よりも更に大口化されたエアインテークが確認できますが、これは単なる飾りではなく、通気式フロントフェンダーフレアにより本モデルの空力性能と冷却性能が向上するとのこと。
外付けの無塗装ブラックとなるオーバーフェンダーもアグレッシブ。
この他、ロッカーパネルやフロント・リアスキッドプレート、リアバンパーから突き出たデュアルエキゾーストシステム、レッドカラーのTRD風マッドガードなども装着。
ボディカラーもホワイト/レッド/ブラック/グレー/オレンジと複雑なペイントに仕上げられていますが、台数限定でも良いので「5代目最後の特別仕様車」として販売すれば即完売しそうなところ。
トヨタ幹部「RAV4-Xは、ただのコンセプトカーではない」
ちなみに専用キットを装着したことで、先程の通り+50mm最低地上高が高くなり、アプローチアングルやデパーチャーアングルも大きくオフロード性能も大幅に向上。
リアデザインも見ていくと、テールランプは両端のみに設けられ、テールゲート中央には一文字のブラックガーニッシュ(もしくは無塗装ブラックの樹脂?)にすることで無機質さを演出するのもユニーク。
両サイド1本出しの極太マフラーの配置が少し高めなのも、ダカールラリーのリアルさを演出しているのがわかります。
特別仕様車としての市販化を望む一台ではあるものの、本モデルはあくまでもコンセプトカー。
ただ、こうしたコンセプトカーが出展されることで市販化を望む声も多く、実際に市販化されるケースも無きにしも非ずなので個人的には公道を走行する姿を見てみたい所。
ちなみに、トヨタUSAのマーケティグ部門グループ副社長であるマイク・トリップ氏によると、「RAV4-Xは単なるコンセプトカーではない」とコメントしており、加えて「このようなクロスオーバーが、いかにクールで冒険的であるかという、全く新しい可能性を示している」と語っていることから、もしかすると市販化の可能性もあり得るかもしれません。
1ページ目:RAV4-Xコンセプトの注目ポイントは足回り!タイヤホイールもゴリゴリのオフロード仕様に
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Reference:ToyotaUSA