遂に来た!2025年モデル・日産の新型フェアレディZ (RZ34)が2024年11月8日に発表。「上期に選択できないボディカラー」等の注意すべきポイント3つも
発表されても”誰でも購入できない”新型フェアレディZ (RZ34)
2024年11月8日、遂に日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)が、2度目となる一部改良版として正式に発表されました。
但し、日産公式プレスリリースにもある通り、正式な受注再開は2024年11月下旬頃で、発売時期は2025年2月を予定しているため、今回はあくまでも2025年モデルの発表・公開のみとなります。
既に当ブログでは、具体的な改良・変更内容に加えて、グレード別価格帯も公開済みですが、注意すべき点も含めて情報をおさらいしていきましょう。
2025年モデルの改良・変更内容は?
まずは、おさらいも兼ねて2025年モデルの改良・変更内容を見ていきましょう。
【2025年モデル・新型フェアレディZ (RZ34)の改良・変更内容一覧】
◇SOSコール(※)を全グレードに標準装備
◇ボディカラーの変更
[追加カラー]
・ワンガンブルー(モノトーン)
・ミッドナイトパープル(モノトーン)
・バイブラントレッド×スーパーブラックルーフ2トーン
・ブリリアントホワイトパール×スーパーブラックルーフ2トーン[廃止カラー]
▲セイランブルー×スーパーブラックルーフ2トーン
▲イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーン
▲カーマインレッド×スーパーブラックルーフ2トーン
▲プリズムホワイト×スーパーブラックルーフ2トーン
※SOSコールとは・・・急病やあおり運転との遭遇など、緊急時には走行中でもスイッチを押すだけで、専門のオペレータに接続。警察や消防に連絡し、緊急車両の手配をサポート。クルマの位置情報も、オペレータへの接続と同時に共有されるので更にに安心。また事故の際には、エアバッグ展開と連動しオペレータに自動通報される仕組み
以上の通りとなります。
注意➀:2025年モデルの受注を受け付けられるのは上期で4,100台のみ
なお日産公式プレスリリースにもある通り、2024年度の生産数に限りがあるとのことで、2024年11月下旬より受注再開する際には「注文台数に上限を設けている」と記載されています。
これは前回のブログでもお伝えした通り、「標準車が3,100台」「NISMOが500台」「試乗車・展示車などのデモカーが500台」の、累計4,100台のみとなっています。
標準車に関しては、ベースグレード/version S/version T/version STのことを指しますが、これらに関しては各販売エリアに対して振り分け台数が決まっていること、販売店によって先着順/抽選販売など、必ずしも統一された販売方法ではないため、最寄りの販売店にて確認する必要があります。
ちなみに私がお世話になっている販売店は、販売店独自の抽選となっていて、振り分け台数は20台未満となっています。
注意②:NISMOはメーカー抽選で僅か500台のみ
なおNISMOに関しては、今回受注を受付ける500台を対象に、「メーカーによる抽選を実施」とのことで、受付方法の詳細、および次回以降の受注受付については各販売会社に問い合わせる必要があるようです。
従って、インターネットを経由しての申込ができない仕組みになっています。
注意③:2025年モデルの上期は、3色のボディカラーは選択できない
この他、以下の日産の公式プレスリリースにもある通り、今回正式に受注再開をアナウンスしたものの、2025年度上期に注文できないボディカラーもあるため注意が必要です(つまり2024年11月下旬の受注対象外)。
ボディカラーについて
下記のボディカラーにつきましては、2025年度中に生産開始予定となっております。
・ミッドナイトパープル(RM)〈#DAP・スクラッチシールド〉(特別塗装色)
・432オレンジ〈#ECD・スクラッチシールド〉(特別塗装色)
・ステルスグレー(P)/スーパーブラック 2トーン〈#XEX・スクラッチシールド〉(特別塗装色)
詳細が決まり次第、別途ご案内させていただきます。
こうして見ると、日産の新型フェアレディZ (RZ34)はまだまだデイリーオーダーの受付けができない希少モデルであることがわかりますが、今回の2025年モデルも「本当に欲しいユーザー」に納車されることを祈念するばかりです。