一体何があったんだジャガー…新世代ピュアEV発表前に新デザインのロゴを先行公開!まるでファッションブランド?ランドローバー新型レンジローバーにリコール

今回のデザインロゴ刷新の影響により、悪名高きジャガーはもう存在しない?

2024年12月2日、イギリスの高級自動車メーカー・ジャガーが新世代ピュアEVモデルとなるGTカーの発表が予定されていますが、その前に本メーカーのブランドロゴやエンブレムが先行にて公開されました。

元々悪名高きブランドであったジャガーですが、全く新しいブランドへと刷新されるロゴ/エンブレムは、まさにファッショナブルなデザインで、これまでのイメージを破壊するような方向性に。

果たしてどのようなデザインロゴとなったのか見ていきましょう。


このロゴを初めて見て、まさか欧州車のロゴとは思わないだろう

こちらが今回、ジャガーより先行公開された新世代ロゴ・エンブレムとなります。

これまでの気品あふれながらも高級感のあるブランドロゴではなく、まるでファッションブランドのようなロゴへと変貌を遂げたジャガー。

おそらくジャガーファンからすれば「ジャガーよ、何があったん…話聞こうか?」と思ってる方も多いと思うんですね。

こちらもジャガーのブランドエンブレムになりますが、まさにブランドアイデンティティを全面的に刷新し、これまでの歴史を全てリセットするかのような思い切りの良さも感じられます。

おそらく、ジャガーとしてはノンハイブリッドやハイブリッド、プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッドではなく、ピュアEVメーカーとして新たな一歩をスタートさせるべく、まずはデザインの馴染みとこれまでのイメージを払拭することからスタートしているのだと思われますが、これまでジャガーを愛してきたユーザーはどうするのだろう…と思う部分も。

ジャガーのアイコンは継続するようだ

ただ、ジャガーという社名のもと、やはりジャガーのアイコンはこれまで通り継続するようで、この点は昔からの伝統を守るスタンスでいるようです。

ジャガーによると、この改革は創業者ウィリアム・ライオンズ卿の哲学に基づいているそうで、ライオンズ卿は「ジャガーは何のコピーであってはならない」と有名な​​言葉を残していることでも有名。

刷新されたデザイン言語とグラフィックは、スタイル面でも高級車市場での地位を取り戻す野心面でも、ジャガーの変革を伝えることを目的としているため、今回の刷新されたロゴも、その伝統や考えを受け継いだ形で実現されたものだと考えられます。

ジャガーは今回、刷新されたアイデンティティと共に「4つのコアデザイン要素」を中心に公開していますが、その何れもがポップな印象。

特にそのなかでもジャガーのアイコンが表現された「デバイスマーク」は、対称性と抑制が特徴的な独特の書体で表現されたミニマリストな新デザインロゴとして表現。

ジャガーアイコンの「取り消し線」においては、ヒートシンクみたいなデザインではありますが、将来のモデルにその痕跡を残す運命にあると思われる、水平方向のグラフィックがモチーフになっています。

こちらのジャガーエンブレムも見ていきましょう。

ジャガーと芸術とのつながりを示したロゴとなる「メーカーズマーク」になりますが、ジャガーの伝統的なリーパーと、文字「j」を組み込んだ新しいモノグラムの2つのシンボルとなっています。

これまでのジャガーには無い全く新たなデザインアイデンティティと共に、おそらく2024年12月2日に公開されるであろう新世代ピュアEVモデルも、圧倒的なパフォーマンスやラグジュアリーを共有するモデルになると考えられます。

ちなみにジャガーは、今回のピュアEVをベースにしたGTモデルに加え、2030年までにピュアEVモデルを全3車種導入することも明らかにしています。

2ページ目:ジャガーは「将来を見据えたブランドのルーツへの回帰」との見解?ランドローバー新型レンジローバーにリコール!