フルモデルチェンジ版・日産の新型リーフ (ZE2型)の開発車両を再びスパイショット!ライト類の細部が明確に…生産開始時期は2025年初め頃か
今後頻繁的に目撃されるであろう次期リーフのテストカー
以前、日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2型)と思わしき開発車両が、欧州の公道にて初スパイショットされましたが、今回も別の公道にてスパイショットされています。
日産の新世代ピュアEVコンセプトカーであるチルアウト・コンセプト (Chill-Out Concetp)風のエクステリアに仕上げられている次期リーフですが、現行モデルのハッチバックというよりは、リフトアップ且つ旧世代プリウスのスタイリングを持つクロスオーバースタイルになることが濃厚に。
今回は、フロントヘッドライトやテールランプ意匠、更にはブレーキランプが点灯している瞬間もスパイショットされているので、どのような意匠となっているのかチェックしていきましょう。
アリアとはまた違った日産独自のピュアEVに?
こちらが今回、イギリスの公道にて再びスパイショットされた次期リーフと思わしき開発車両。
ボディ全体には分厚めのカモフラージュラッピングによって偽装されているため、フロントバンパーのデザインなどは明確に確認できないものの、今回はヘッドライト意匠が少しだけ確認可能に。
本モデルでは、アリア (New Ariya)などに採用されているルノー・日産アライアンス共有のCMF-EVプラットフォームがベースになり(厳密にはAmpR Medium)、バッテリーパックやシステム総出力、航続可能距離の向上、更には内装の質感や先進性も大幅にアップデートすることが期待されています。
ルーフラインは新型ムラーノのようなクーペ風に?
試作モデルの生産は、2024年8月より開始されているそうで、生産元はイギリス・サンダーランドになるそうですが、海外カーメディアautoevolutionの報道によると、どうやら生産開始時期は2025年3月頃を予定しているとのこと。
そうなると、本モデルの発表時期は早くとも2024年末頃、タイミング次第では2025年1月に開催される東京オートサロン2025にて世界初公開されるのでは?との見方もあるようです。
上の画像でも確認できる通り、今回スパイショットされた開発車両を見ていくと、やはりハッチバックではなくリフトアップされたクロスオーバースタイルで、おまけにルーフラインはアメリカ市場向けとして発表した新型ムラーノ (New Murano)のクーペ風。
そしてヘッドライト意匠も見ていくと、LEDデイタイムランニングライトが上部に設けられているので、もしかするとセンターに直結するような一文字となる可能性が高そうですね。
ボディサイズもかなり大きくなりそうだな…
こちらはサイドから見た次期リーフと思われるスタイリング。
個人的に気になるのはボディサイズですが、現行リーフが全長4,480mm×全幅1,790mm×全高1,560mmなので、おそらく次期型では全てがサイズアップするのではないか?と推測。
厳密にどの程度までサイズアップするかまではわからないものの、昨今のコンパクトカー市場やクロスオーバー市場のボディサイズの肥大化を見るに、次期リーフも欧州市場を中心に拡販するものと予想。
競合モデルに対抗するには、トレッド幅の拡大によるスポーティな走行を提供すると共に、必然的にボディサイズも大きくなっていくのではないか?と考えています。