一体何があったんだジャガー…新世代ピュアEV発表前に新デザインのロゴを先行公開!まるでファッションブランド?ランドローバー新型レンジローバーにリコール
(続き)ジャガーの新世代ロゴ/エンブレムに関して、ジャガー幹部はどのように考えている?
今回のジャガーの新世代ロゴ/エンブレムについて、ジャガー最高クリエイティブ責任者であるジェリー・マクガバン教授は、以下のように語っています。
これはジャガーの本質を捉え直し、かつてジャガーがこれほど愛された価値に立ち返らせつつ、現代の観客にとって意味のあるものにする再構想です。
私たちは未来に向けたジャガーを創造し、顧客とジャガーコミュニティの生活を豊かにするブランドとしての地位を回復させています。
同氏は、このブランド再構築を「将来を見据えたブランドのルーツへの回帰」と表現していて、未来に向けてジャガーを創造し、顧客とジャガーコミュニティの生活を豊かにするブランドとしての地位を回復させていく考えを示しています。
一方、マネージングディレクターのロードン・グローバー氏は、この変革を「完全なリセット」と呼んでいて、チームはその実行に「恐れを知らない」姿勢が必要だったと付け加えています。
ジャガー・デザイン・ビジョン・コンセプト (Jaguar Design Vision Concept)の発表に合わせて、ジャガーはマイアミの2か所でギャラリー展シリーズを開催することも発表。
展示では「コピー・ナッシングの精神を共有する革新的な新進アーティスト」の作品が紹介されるとのことですが、ここまで来ると「車が主役」なのか「ファッショナブル性が主役」なのかがわからず、しかしジャガーとしては「これまでのジャガーブランドのイメージを刷新する」ことが狙いでしょうから、ある意味で興味深い1日になるかもしれませんね。
Jaguar Changes Its Iconic Logo And Brand Identity
最悪の場合、オーバーヒートにより原動機が停止する恐れ有り
続いて、ランドローバー新型レンジローバー/レンジローバースポーツの2車種・計274台にリコール。
不具合内容としては、原動機の冷却経路の一部である冷却水パイプにおいて、製造工程が不適切なため、パイプ接合部が溶接不良となっているとのこと。
そのため、そのまま使用すると冷却水の圧力に耐えきれず、当該接合部から冷却水が漏れ、警告灯が点灯し、最悪の場合、オーバーヒートにより原動機が停止するリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に1件の不具合が報告されており、市場並びに本国メーカーからの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ランドローバー・レンジローバースポーツ]
3CA-L123WA/SAL1A2AW3RA408492~SAL1A2AW7RA422069/令和6年6月26日~令和6年9月3日/183台[ランドローバー・レンジローバー]
・3CA-LK93WA/SALKA9AW4RA242187~SALKA9AW4RA254422/令和6年6月26日~令和6年9月3日/91台
改善措置としては、全車両、冷却水パイプを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
1ページ目:ジャガーの新世代エンブレムが、もはやファッションロゴにしか見えない件
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Reference:国土交通省