【価格は510万円から】2025年モデルの一部改良版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアのグレード別価格帯が判明!Xグレードは妥当な価格設定なのか?
遂に2025年モデルの新型アルファード/ヴェルファイアの最新情報判明!
2023年6月に40系としてフルモデルチェンジを果たした、トヨタ新型アルファード (Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)。
本モデルが発売されて1年5か月が経過しましたが、発売直後に即受注停止となったものの、2024年9月より追加生産枠の受注再開など、生産ペースとしては順調以上の状態でした。
そして今回、ようやくフルモデルチェンジ後”初”となる一部改良版の受注が開始され、具体的な改良・変更内容に加え、グレード別価格帯が判明したのでチェックしていきたいと思います。
また、今回の一部改良で新グレードが追加されていますが、エントリーグレードXは本当に妥当な価格設定なのか?PHEV Executive Loungeの値上げも妥当なのか?も考えていきたいと思います。
2025年モデルの新型アルファード/ヴェルファイアの改良・変更内容をおさらい
2025年モデルのグレード別価格帯を確認する前に、おさらいも兼ねて何が改良・変更されるのかをチェックしていきましょう。
ちなみに、以下の項目は過去にベストカーさんがリークした情報がベースになりますが、そこからいつもお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただき、付け加えられる情報を加味していますので、より詳細になっているかと思われます。
【2025年モデル・新型アルファード/ヴェルファイアの最新情報
◇発売時期は2025年1月6日を予定(発表は2024年12月20日を予定)
◇2025年モデルの受注開始時期は2024年11月23日よりスタート
◇販売店によって購入条件有り
・新車登録後1年間は転売禁止の誓約書付
・販売店独自の抽選販売
・残クレ/長期ローン/下取り車/ボディコーティング/メンテナンスパック加入必須◇アルファードのZグレードについて
・ドラレコ付デジタルインナーミラーが標準装備
・デジタルキー標準装備
・JBLプレミアムサラウンドサウンドシステム+14インチ後席モニターをメーカーオプション(MOP)設定[+401,500円税込]◇ヴェルファイアのZ Premierグレードについて
・アルファードと同じ金額分がアップされる
・デジタルキー標準装備
・JBL+14インチ後席モニターはメーカーオプション設定[+401,500円税込]◇ボディカラーについて
・ヴェルファイアのみに新色「プレシャスメタル(+55,000円税込)」を追加◇アルファードの廉価グレードHEV Xについて
・ハイブリッド(HEV)のみで、ガソリンの設定無し
・シートレイアウトは3列8人乗り
・価格は510万円~を設定
・Xグレード専用加飾グリル
・フロント・リアウィンカーは点滅タイプに変更
・手動テールゲート(バックドア)
・シート調整は手動タイプ
・シートヒーター/シートベンチレーションの設定無し
・サンルーフの設定無し
・ヘッドアップディスプレイ+タッチトレーサーのメーカーオプション設定無し
・17インチアルミホイール(シルバーメタリック塗装) + 225/65R17インチタイヤ
・2列目セカンドシート(リラックスキャプテンシート)
・シート表皮はファブリック+合成皮革のコンビタイプ
・12.3インチフル液晶メーター採用
・ディスプレイオーディオは9.8インチHD(コネクティッドナビ対応8スピーカー)
・トヨタチームメイトのアドバンスドパークやアドバンスドドライブの設定無し◇新パワートレインPHEVモデルについて
・アルファード/ヴェルファイアのエグゼクティブラウンジ(Executive Lounge)に新設定
・シートレイアウトは3列6人乗りのみ
・パワートレインは、RAV4/ハリアーと同じ排気量2.5L 直4+PHEV
・駆動方式は四輪駆動[E-Four]のみ
・価格はアルファードで1,065万円、ヴェルファイアで1,085万円◇スペーシャスラウンジについて
・アルファード・ハイブリッド(HEV)モデルのExecutive Loungeをベースにしたコンプリートカー
・PHEV Executive Loungeをベースにしたグレードも登場
・シートレイアウトは2列4人乗り
・2列目は、3列7人乗りに比べて約500mm広いスペースを確保
・スピーカー内蔵付ヘッドレストを採用
・カバンが置ける専用フロアやマルチトレイ、冷蔵庫付
・ビジネスシーン向けに専用テーブルやアクセサリーコンセント、USBポート付
・ラゲッジスペース(荷室)にはハンガーカバーを設定
・スペーシャスラウンジ専用絨毯を完備
・天井(ルーフライニング)はウルトラスエードを採用
・価格はPHEVベースで1,480万円、HEVベースだと1,272万円となる
・ヴェルファイアにスペーシャスラウンジの設定無し
以上の通りとなります。
やはり一番気になるのは、改良後アルファード/ヴェルファイアの販売方法について
今回の一部改良版については、やはり販売エリアや販売チャネルによって販売方法は大きく異なるそうですが、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでは、上記のようにメンテパックや下取り、残クレ/ローンなどは必須にならないものの、なぜか全グレードにおいて「販売店独自の抽選販売」になるとのこと。
販売店曰く、先日公取協よりプレスリリースされた「新車の不適切な販売方法について 」に関する注意喚起の影響で、公平性を持たせるために抽選が最善と考えたそうですが、そうなると既に現行アルファード/ヴェルファイアが納車されているユーザーも抽選に申し込むことができるため、その点は新規のユーザーからすると不満に思う所かもしれませんね。
ただ一部の販売店では、エントリーグレードHEV Xのみ先着順で対応しているところもあるそうですが、そもそもアルファード/ヴェルファイアの2025年8月分までの生産に対する振り分け台数が少ないために、即受注停止になる可能性が高いそうです。