遂に来た!スズキ初のピュアEVクロスオーバー・新型eビターラの開発車両を初スパイショット!やはりライバルは日産の新型リーフ(ZE2)か?

意外にも早く新型eビターラの開発車両を初スパイショット!

2024年11月4日にスズキ公式プレスリリースでも公開された、スズキ初となる新世代ピュアEVクロスオーバー・新型eビターラ (Suzuki New e VITARA)。

2025年春頃より、インドのスズキ・モーター・グジャラート社で生産を開始する予定で、2025年夏頃から欧州やインド、日本などの世界各国にて順次販売を開始することが明らかになっています。

そんなeビターラですが、早くもドイツの公道にてテスト走行している姿が初スパイショットされました。

競合モデルになるであろう日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2)も、ドイツの公道にてテスト走行を実施しているため、何れは両車が同時にスパイショットされるのでは?と予想しています。


基本的なコンセプトモデルと同じデザインになりそう

こちらが今回、初めて公道にてスパイショットされた新型eビターラと思わしき開発車両。

ボディ全体には分厚めのカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、ヘッドライト意匠やボディスタイルを確認する限りでは、既に公開されているプロトタイプと概ね同じ。

こちらが公開されたeビターラのエクステリア。

どことなくトヨタC-HRのような雰囲気がありながらも、スタイリングとしてはクーペライクなクロスオーバーで、リアドアハンドルはピラーマウント式を採用しています。

充電ポートは、左フロントフェンダーにリッド付きで設けられていることが確認できますが、開発車両ではどのようになっているのか気になるところ。

こちらはサイドビュー。

トップルーフからリアハッチにかけて下っていくラインがクーペライクで伸びやか。

ちなみにボディサイズは、スズキ公式が公開している情報だと全長4,275mm×全幅1,800mm×全高1,635mm、ホイールベース2,700mmとコンパクト。

デザインテーマは「High-Tech & Adventure(ハイテク&アドベンチャー)」

こちらはリアクォータービュー。

サイドからだと分かりづらかったですが、この角度からだと、左フロントフェンダー辺りに充電ポート用と思わしきリッドが確認できるかと思います。

ちなみにスズキによれば、本モデルのデザインテーマは「High-Tech & Adventure(ハイテク&アドベンチャー)」だそうで、BEVの先進感とSUVの力強さを併せ持ち、冒険心を刺激する力強いたたずまいを目指した一台なのだそう。

新型eビターラの基本スペックもおさらいしておこう

こちらはリアデザイン。

テールランプは逆”コ”の字型のLEDで、新型スイフト (New Swift)を彷彿とさせるものがありますね。

ちなみに本モデルは、先程もお伝えした通りピュアEVクロスオーバーになるわけですが、モーターとインバーターを一体化した高効率のeAxleや、安心・安全を追求したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。

BEVの特長である発進時のキビキビとした加速と、低速から高速までの追越し時のシャープな加速を実現しているとのことですが、具体的なスペックとしては以下の取り。

[バッテリー容量49kWh]
・駆動方式:2WDのみ
・最高出力:(フロント)144ps
・最大トルク:189Nm
・車体重量:1,702kg


[バッテリー容量61kWh]
・駆動方式:2WD/4WD
・最高出力:(2WD)174ps/(4WD)184ps
・最大トルク:300Nm
・車体重量:(2WD)1,760kg~1,799kg/(4WD)1,860kg~1,899kg

2ページ目:インテリアのメーター関係は想像以上に不格好?