東京オートサロン2025での出展が期待されながらも発表されなかった新型車3選!次期エルグランド (E53)/マイチェン版・ステップワゴン/5ドアジムニー”ノマド”

カスタムカーがメインではあるが、新車・新型車が出展されるのも東京オートサロンの醍醐味

2025年1月10日~12日に千葉県・幕張メッセにて開催される東京オートサロン2025。

2024年12月29日時点では、トヨタ(Toyota Gazoo Racing)/ダイハツ/ホンダ/日産/スズキ/スバル/マツダの国内自動車メーカーが出展車両・コンセプトカーの出展概要を公開していて、三菱のみ出展概要が明らかになっていません。

こうしたなか、多くの方々が期待していたであろう「とある新車・新型車」が出展・発表されないことも明らかになっているわけですが、特にその中でも個人的に期待していたモデルをピックアップしていきたいと思います。


日産の新型エルグランド (E53型)

まず一つ目は、おそらく多くの方が期待していたであろう日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)。

2010年にE52型(3代目)としてデビューして14年が経過するわけですが、日産のフラッグシップミニバンでありながら、いつまでも改良されることなく値上げばかりしてしまい全く売れていないのが現状です(2024年に至っては年次改良すら行われていない)。

競合モデルにはトヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)、ホンダ・オデッセイ (Honda Odeyssey)などが挙げられますが、各モデルと対抗できるだけの商品力が無い今、やはり一番期待されているのは次期型だと思うんですね。

そんな次期エルグランドのデビューが最も期待されたのが東京オートサロン2025だと思いますが、改良型どころか次期型すらも出展される予定もなく、次の期待は2025年秋頃に開催されるであろうジャパンモビリティショー2025ぐらいでしょうか。

既に海外では次期型の開発車両がスパイショットされており、プラグインハイブリッド(PHEV)が設定されるのでは?との期待もありますし、日産のお家芸ともいえるシリーズハイブリッドe-POWERが設定される可能性も高いと報道されています。

ハンズオフ機能付きとなるProPilot 2.0も濃厚か

更には、ハンズオフ機能が搭載されるドライビングサポート機能・プロパイロット2.0 (ProPilot 2.0)が設定されることも期待されていますが、一方で不安視されているのは価格帯。

グレードやパワートレイン、シートレイアウト、抱き合わせのオプションなどの組合せによっては、600万円~800万円の価格設定になることは間違いないでしょうし、アルファード Spacious Loungeに対抗するような2列4人乗りのVIPグレードが引き続きラインナップされるのであれば、900~1,000万円に到達する超高額モデルになることは間違いなさそうです。

参考までに、現行E52型エルグランドの車両本体価格は4,082,100円(税込み)~8,378,700円(税込み)ですが、これらはノンハイブリッド&プロパイロット無しでの価格帯となるため、先程の通りe-POWERやプロパイロット2.0が設定されるともなれば、アルヴェルに匹敵する価格帯となることは想像に難くないと思います。

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