東京オートサロン2025での出展が期待されながらも発表されなかった新型車3選!次期エルグランド (E53)/マイチェン版・ステップワゴン/5ドアジムニー”ノマド”

(続き)東京オートサロン2025での出展が期待された新車・新型車について

引き続き、東京オートサロン2025にて出展が期待された新車・新型車についても見ていきましょう。

マイナーチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴン

続いては、ホンダのミドルサイズミニバンでお馴染みとなるホンダ・ステップワゴン (Honda New STEPWGN)。

本モデルは、2022年5月に発売されて2年7か月以上が経過するわけですが、未だ内外装デザインや装備内容が大きく変更されるようなマイナーチェンジは実施されていません。

おまけに、2025年春頃に予定されている年次改良モデルでは、マイナーチェンジでも一部改良でもなく、先代後期仕様のフリードのように特別仕様車ブラックエディション (Black Edition)が追加されるのみ。

しかも2025年の目玉モデルは、新世代2.0L e:HEVを搭載する新型プレリュード (New Prelude)と、黒基調の内装を採用するシビックタイプR・レーシングブラックパッケージ (Civic Type R Racing Black Package, FL5)、そしてN-ONEをベースにワイド化されたシティ・ターボ現代版の3車種となっています。

ミドルサイズミニバンで商品力が弱いのはステップワゴン

つまり、これまで期待されてきたAIRをベースにした快適仕様のPREMIUM LINEや、ハイブリッドe:HEV×四輪駆動[4WD]は設定されず、既存グレードをベースにしたブラック加飾を設定する特別仕様車しか販売されないんですね。

現時点で、ミドルサイズミニバン御三家においてハイブリッド×四輪駆動[4WD]を設定していないのはステップワゴンのみで、それ以外のトヨタ・ノア/ヴォクシーや日産セレナ (C28)は設定済。

装備面や商品力において遅れをとっているステップワゴンですが、オデッセイも含めて「優先すべき事柄を優先できない残念なメーカー」であることは間違いなく、改めてユーザー側を意識した商品作りをしてほしいところです。


5ドア仕様となるスズキ・ジムニーノマド

続いては、いよいよ2025年1月に発表/同年4月に発売予定と噂されている5ドア版となるスズキ新型ジムニーノマド (Suzuki New Jimny Nomade)。

2018年にフルモデルチェンジして6年以上が経過しているジムニー/ジムニーシエラ (Jimny Sierra)ですが、いよいよ5ドア仕様でインド生産となるジムニーノマドの輸入が開始される予定です。

現時点では、スズキ公式ニュースリリースでも出展概要には記載していないものの、「サプライズ&サイレントで出展されるかもしれない」という期待も込めて、敢えて今回のリストに掲載させていただきました。

ちなみに、日本市場向けとして販売されているジムニー/ジムニーシエラに関しては、一部グレードに限り2024年12月末時点でも未だバックオーダー分を全て捌き切れていない状態ではあるものの、ジムニーノマドの購入を希望とする未納組のユーザーに関しては、注文を変更することも可能とのこと。

ただし、これはあくまでも私がお世話になっているスズキディーラーでの情報になるため、ジムニーの生産状況や販売店の方針では全く同じ対応ができないところもあるかもしれないですから、ノマドの購入を検討されている方は、一度最寄りのスズキディーラーにて相談していただくことをおススメします。

1ページ目:日産のフラッグシップミニバンである新型エルグランド (E53)も出展されない?

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