日産の負の連鎖が止まらない…2025年内に発表予定だった新型キックス/リーフが大幅延期の恐れ!2025年1月31日時点での最新工場出荷目途も更新
ホンダと日産の経営統合が落ち着くまで、日産は次のステップには進めない?
ホンダとの経営統合でバタついている日産。
2025年1月末を目途に経営統合の協議を更に進めるかどうかを判断するとしていましたが、日産のリストラ策定に時間がかかっているとして、方向性を決定するのに2025年2月中旬に延期することが決定しました。
年始早々から経営方針含め、今後の新車・新型車の発表・発売すらも不安視されている日産ですが、ここに予想していた不安が的中?することに。
元々予定されていた新型キックスやリーフの発表・発売時期が大幅延期に?
2025年1月末、私がいつもお世話になっている日産ディーラーに(おそらく全国の日産ディーラーを対象に)メーカーからの通達があったそうで、その中身には新車・新型車のスケジュール延期という内容。
具体的な車種については明かされていなかったそうですが、元々2025年度内デビュー予定といわれていたフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf)や新型キックス (New Leaf)が、当初の計画から延期となる恐れが高いとのこと。
延期の時期については、2026年度に入り込むほどではないものの、2025年12月~2026年3月にズレ込む恐れがあるそうで、そうなると2025年秋頃に開催される目玉イベントのジャパンモビリティショー2025では、日産からは新たなモデルは発表されない?ということも考えられそう。
この他にも、2025年度内はマイナーチェンジ版・新型サクラ (New Sakura)や、次期エルグランド (New Elgrand, E53)に関する新たな情報も展開されることが期待されていましたが、どうやらこれらの情報も後回しになるかもしれないとのこと。
ただ、この情報はあくまでもメーカーからディーラーへの”現時点”での通達に過ぎないため、今後日産の公式プレスリリースにてどのような情報が展開されるか・変更されるのかはわからないので、新たな情報が入り次第紹介できればと思います。
日産の経営方針に関する謎の記事も
続いて、国内メディアTBS NEWS DIGが報じた日産の経営方針について触れていきますが、その中身に「日産のリストラ策は不十分との見方も」との記載が。
この記事の中身を見ていくと、ホンダと日産の方向性が定まらないことに加え、まだまだ議論の余地があることから、今回経営統合に関する協議の取り組みが延期となっているわけですが、これに対してのTBS NEWS DIGの取材内容が中々に独特。
っというのも、以下に記載する「ホンダ側の関係者」や「日産側の関係者」のコメントが、本当に各企業の関係者なのか?
仮に実在する関係者だったとして、どの立場で、どの職位の関係者なのか?
それともTBS NEWS DIGが妄想で作り上げたコメント(要はデマ情報)なのではないか?との見方もあるんですね。
経営不振に陥っている日産のリストラの実施が絶対条件となっていますが、関係者によりますと、ホンダ側は日産の示している北米などのリストラ策は不十分だとみているということです。
ホンダ側の関係者 「正直、日産次第なんじゃないか。具体的なリストラ内容を日産役員が緊張感を持って決断できるかにかかってる」
日産側の関係者 「我々のリストラ策は我々の手で進めるだけ。本当に決断しないといけないのはホンダの方」
「来月13日の両社の決算発表までに公表できなければ破談になる」と話す関係者もいて、“歴史的な経営統合”協議は難しい局面を迎えています。
via:TBS NEWS DIG
もしかするとTBS側の飛ばし記事ということも考えられるので、現時点では何とも言えない内容ですが、仮に日産側の関係者が本当に上記のようなコメントをしていたのであれば、自社への危機意識の低さ、他社への責任転嫁が強く感じられ、その点が日産の一番のウィークポイントなのかもしれません。