スバルがアグレッシブオフローダーのフルモデルチェンジ版・新型フォレスター・ウィルダネスを世界初公開!日産マグナイトが更なる市場拡大に向け左ハンドル仕様を輸出!

ゴリゴリのオフロード志向にアップデートされた新型フォレスター・ウィルダネス

2025年2月6日、アメリカにて開催のシカゴオートショー2025より、ストロングハイブリッドを搭載したスバル新型フォレスター (Subaru New Forester, SL型)が発表されたことをお伝えしました。

そして今回は、新型フォレスターをベースにしたオフロード志向の新型フォレスター・ウィルダネス (New Forester Wilderness)も併せて公開されたので、こちらをチェックしていきたいと思います。


アグレッシブな見た目にアップデートされたフォレスター・ウィルダネス

こちらが今回、世界初公開された新型フォレスター・ウィルダネス。

ベースとなる顔つきは新型フォレスターながらも、専用のフロントグリルに加え、オフロードでの攻めた走りに背中を押してくれるような、無塗装ブラックの樹脂パーツをふんだんに使用したフロントバンパーが印象的。

本モデルに関しては、単なる見た目を重視した「なんちゃってオフロードSUV」ではなく、ウィルダネス専用サスペンションやスプリング、そしてショックアブソーバーに置き換えた「走破性もアップデートされた本格SUV」。

そのため、最低地上高は236mmと従来のフォレスター・ハイブリッドよりも+15mmリフトアップされているので、アプローチアングルやディパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルも拡大。

あらゆる状況での安定性と快適性を高めるようにセットアップされ、CVTには低速操作を改善するため、最終減速比が従来よりも異なっているのもスバルらしい細やかなポイントだと思います。

四輪駆動[4WD]システムについては、従来のフォレスターとは変わらないもののX-Modeデュアルモードドライブシステムと呼ばれる機能が追加されたことで、「SNOW/MUD」と「SNOW/DIRT」の2種類の設定できるそうです。

ちなみに足もとには、17インチのYOKOHAMA製ジオランダータイヤ(オールテレインタイヤ)が標準装備されてグリップ力が向上。

この他にも、トランスミッションクーラーのアップデートや、最大3,500ポンドの牽引が可能な牽引フック、そしてアンダーボディプロテクションも標準装備されています。

アメ車チックな見た目がアメリカ人の心に刺さりそうだ

改めてこうして見ると、フォレスター・ウィルダネスのアグレッシブな見た目が何とも印象的で、フロントエンドの六連星エンブレムが外されたら「スバル・フォレスターがベース」であることがわからないほどにアメ車チック。

無塗装ブラックの樹脂パーツがふんだんに使用され、ウィルダネスを象徴するオレンジのアクセント、そしてルーフレールは800ポンドの荷重に耐える事ができるなど、実用性としても十分備わっています。

ちなみにパワートレインは、従来のガソリンモデルと同じ排気量2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力180hp/最大トルク241Nmを発揮。

車内にはオフロード走行やアウトドア向けにも適したラバーマット付き

インテリアも一部公開されましたが、ラゲッジスペースにはラバー製のクッションが設けられ、泥や水滴付の荷物を積んでもシートやラゲッジフロアを汚さらないのが魅力。

シートはブラックを基調としたレザレットシート表皮が採用され、ヘッドレストにはウィルダネスロゴのエンボス加工付。

フロントフェンダー付近には、ウィルダネスロゴ付きのバッジも貼付されています。

以上が、新型フォレスター・ウィルダネスのエクステリアを中心とした紹介となりますが、本モデルの発売時期は2025年秋頃を予定しているとのことで、その頃には具体的な価格帯も明らかになると思われます。

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