【価格は約552万円から】ストロングハイブリッドを搭載したスバル新型フォレスターが2025年2月6日に世界初公開!気になる燃費や無給油1,000km走行は?

遂にストロングハイブリッドを搭載する新型フォレスターが世界初公開

2025年2月6日、アメリカにて開催されているシカゴオートショー2025より、スバルのアメリカ法人がストロングハイブリッドを搭載するフルモデルチェンジ版・新型フォレスター (Subaru New Forester, SL型)に加え、オフロード志向の新型フォレスター・ウィルダネス (New Forester Wilderness)の2車種を世界初公開しました。

今回は、ストロングハイブリッドを搭載する新型フォレスターを紹介していきたいと思いますが、本モデルは日本でも2025年4月に発表予定となっている一台で、スバルの主力モデルの筆頭になる予定です。

【追記】新型フォレスター・ウィルダネスの記事も公開


クロストレック S:HEVと同じパワートレインを採用する新型フォレスター・ハイブリッド

こちらが今回、シカゴオートショー2025にて世界初披露となったストロングハイブリッド付となる新型フォレスター。

本モデルは、クロストレック S:HEVと同じく排気量2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせられ、トランスミッションはCVTのみ、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみをラインナップします。

見た目の変化は特に無く、電気モーターと小型バッテリーパックを追加

改めてストロングハイブリッド付フォレスターを見ていくと、エクステリアデザインの大きな変更点は無く、あくまでも従来のガソリンモデルに加えて電気モーターが加わるのみ。

繰り返しにはなりますが、パワートレインは排気量2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジン+電気モーター+小型1.1kWhバッテリーパックを組合わせることで、システム総出力194hpを発揮。

今回フォレスターに搭載されるのはパラレルハイブリッドシステムになるため、限られた範囲であればEVのみで走行することも可能ですが、バッテリー容量が小さいために、優れた航続距離を実現することは難しいかも?

ちなみにシングルモーターによる出力は118hp、最大トルクは270Nmを発揮し、ガソリンエンジンだと最大出力162hp、最大トルク209Nmを発揮する仕様に。

気になるフォレスター・ハイブリッドの燃費性能は?無給油1,000km走行は?

そして本モデルでやっぱり気になるのが燃費性能。

ストロングハイブリッド化されたフォレスターのEPA燃費推定値は、以下の通り公表されています。

市街地モード平均燃費:35mpg (14.9km/L)

高速道路モード平均燃費:34mpg (14.5km/L)

複合モード平均燃費:35mpg (14.9km/L)

こうして見ると「やっぱりスバルの燃費はスバルらしい」と思うところですが、従来のガソリンモデルに比べて、市街地での平均燃費は+40%向上し、高速道路の平均燃費は+25%向上していることも明らかに。

なお本モデルの燃料タンク容量は、クロストレック S:HEVと同じ「63L」が採用されるため、複合モードでの平均燃費が実現できれば、満タン給油の状態から無給油だと935km走行できるのも魅力的。

さすがにクロストレック S:HEVの1,000km走行以上は厳しそうですが、高速道路の割合が高ければ、その可能性は一気に高くなりそうですね。

2ページ目:新型フォレスター・ハイブリッドのグレード別価格帯も判明!