中国にて”超豪華”なトヨタ・アルファードの霊柩車が存在。車内はロイヤルラウンジ風…実は日本にもアルファード/ヴェルファイアの霊柩車が存在していた件

しかもリムジン級の霊柩車でインパクトは抜群

中国にて、トヨタ・アルファード (Toyota ALPHARD)のリムジン霊柩車が目撃され大きな話題に。

詳細な場所は不明ですが、目撃情報によればアルファードのグレードはエグゼクティブラウンジ(Excutive Lounge)になるそうで、シートレイアウトは2列4人乗り、そして3列目以降は棺桶を収納するスペースを設けるために廃除+ロングホイールベース化しているとのこと。

一体どのような外観なのか?車内はどれほどに豪華なのかチェックしていきましょう。


まるで合成したかのような超ロングホイールベース仕様

こちらが中国にて目撃されたアルファードのリムジン+霊柩車仕様。

確かにホイールベースは大幅に延伸されていますが、四輪だけで走れるの?と不安になるほどに伸びやか。

ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインですが、トップルーフはブラックのデュアルトーンカラーと結構珍しい配色。

そして足元にはVIPカー風のマルチスポーク大口径アルミホイールを装着していますが、この点は霊柩車をレンタルする管理者側の趣味なのだとか。

アルミホイールのインチアップだけでなく、足回りもローダウンされているとのことですが、カスタムの方向性が若干迷走気味なのが気になるところ。

リヤテールゲートをオープンしてみるとこんな感じ。

確かに棺桶の収納スペースが設けられています。

独特の世界観を持つ霊柩車の車内

車内はこんな感じ。

ちょっと異次元のような空間ですね。

2列目の後席は確かにロイヤルラウンジ風で、左右独立のキャプテンシートも完備。

パーティションの関係でリクライニングに限界はありそうですが、オットマン付きでかなりゆったりとした空間を提供しています。

 

実は日本にも存在するアルファードの霊柩車仕様

以前、福岡県のTRG(ティー・アール・ジー)と呼ばれる霊柩車を製作するカスタムコーチビルダーの、トヨタ・フラッグシップミニバン・ヴェルファイア(Toyota Vellfire)をベースにしたリムジン霊柩車をご紹介しましたが、実はアルファードをベースにしたリムジン霊柩車も存在。

今回ご紹介するリムジン霊柩車は、過去にご紹介したヴェルファイア同様に「みちびきシリーズ エミュー」と呼ばれるミニバン&リムジンシリーズで、アルファードやヴェルファイア以外にも、エスティマや日産エルグランドをベースにしたものもラインナップされています。

やはり何度見ても驚きを隠せない超ロングスタイル

ボディサイズは、前回のヴェルファイアに匹敵する超ロングなリムジンタイプで、全長6,550mm×全幅1,850mm×全高1,900mmと全幅は変わらず、全高は全体バランスのことも考えて若干ローダウンしている印象でしょうか。

その代わりホイールベースを大幅に延長しているので、全長は+約1,600mm長くなっていますね。

この角度から見ると、BピラーからCピラー間を大幅に延長させることにより、トランク容量を拡大させて棺台レールスペースを設けているといったカスタム内容に。

ただ、ホイールベースがあまりにも長すぎて、その上タイヤが4個しか装着されていないため、ねじり剛性や強度、走行性能に問題ないのか?といった点は非常に気になるところではありますね(正直、一度は試乗してみたい所)。

リヤから見てみると非常にシンプル。

リヤハッチガラスは加工され、楕円形の部分だけガラスが設けられています。

車内はかなりゆったりで広々とした空間

ちなみに車内はこんな感じ。

後席部分はキャプテンシートを採用し、安定のロイヤルラウンジ風で非常に贅沢。ただ、シート表皮は合成皮革っぽいですね(先ほどの中国の霊柩車とほぼ同じ)。

移動中もかなりゆったりすることが可能です。

そして棺桶を収納するスペースがコチラ。

何とも不思議な雰囲気に包まれた車内で、両サイドにはやっぱり謎のディスプレイが搭載。

一体どのような映像が流れるのか非常に気になるところです。

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