トヨタ欧州がプリウスSUVっぽい新世代ピュアEVのティーザー画像を公開!パガーニが世界限定3台のみ製造したゾンダ・トリコローレが競売に登場!
トヨタは「bZ」の名を使わない可能性も?
トヨタの欧州法人が2025年2月26日、新世代ピュアEVモデルに関するティーザー画像を公開しました。
このモデルは、現地時間の2025年3月12日(水)午前0時1分に公開される予定で、日本時間にして同日の午前8時1分に公開されることになります。
見た目としてはプリウスをリフトアップしたような、クーペSUVであることが確認できますが、これまでトヨタがブランド名として注力していきた「bZ」の名を使用しない?とも噂されています。
よりスポーティでクーペライクなSUV
こちらが今回、トヨタの欧州法人が公開した新型ピュアEVモデルのティーザー画像になります。
具体的な車名までは明らかになっていませんが、そのサイドシルエットは既存モデルとなるbZ4Xよりも明らかに車高が低く、クーペライクなSUVであることは確か。
リアテールランプは水平基調の一文字になると予想され、フロントヘッドライトはハンマーヘッドの”コ”の字型LEDを採用する可能性が高いことから、プリウスSUV的なモデルになりそう。
あとは、後席用のドアハンドルが無く、これもプリウスやC-HRのようにピラーマウント式ドアハンドルになっているのもポイントです。
トヨタは敢えて「SUV」とは言っていない
ちなみにトヨタの欧州法人は、今回の全く新しいピュアEVモデルに関して、以下のようにコメントしています。
洗練されたスタイリッシュなクーペデザインと、優れたドライビングダイナミクス、驚くべきスペース、快適性、多用途性を兼ね備えたこの新型バッテリー電気モデルは、強い感情的魅力を備え、顧客に幅広い選択肢をもたらす製品を生み出すトヨタの伝統にインスピレーションを受けています。
via:Toyota
今回のプレスリリースでは、トヨタの欧州法人は「SUV」というキーワードは使用していないものの、シルエット的にはプリウスをリフトアップしたようなクーペSUVであることは間違いなさそう。
ただ、どのような車名で登場するかまでは全くわからず、いわゆるbZ4Xのように将来的に市販モデルとして登場するのか、単なるコンセプトカー止まりになるのかもわからない状態です。
デザインベースはbZコンパクトSUVコンセプト?
ちなみに、こちらは2022年に公開されたbZコンパクトSUVコンセプトのサイドビュー。
サイズ感としては全長4,538mm×全幅1,888mm×全高1,560mmですが、今回の新世代ピュアEVは、このモデルよりも更に伸びやかなスタイリングになり、全高も低くなることが予想されます。
デザインとしては、bZコンパクトSUVコンセプトがモチーフになることは間違いなさそうですが、あとはスペックがどうなるのかも気になる所。
現時点では詳細が明かされていないものの、以前公開された新型アーバンクルーザーで49kWhと61kWhの2種類のバッテリーパックが搭載される予定です。
ただし、これはスズキの新世代ピュアEVクロスオーバーとなるe-Vitara(イー・ビターラ)のシングルモーターがベースになるため、スペックは大きく異なる可能性もありますが、航続可能距離や出力/トルクなど、実用性にフォーカスしているのか、それともパフォーマンスにフォーカスしているのか、とても気になる一台です。