これで決まり!友人がオーダーしたフェラーリ新型ローマスパイダーの最終仕様とコンフィグが完成。初めての新車とこだわり抜いた細部を見ていこう
シンプルな見た目だけど、ここまで贅をつくしたローマスパイダーは珍しい
前回のブログにて、私がいつもお世話になっている友人が正式にフェラーリ新型ローマスパイダー (Ferrari New Roma Spider)を購入・契約したことをお伝えしましたが、この本契約に到達するまでに様々な出来事があり、結果的に注文が通るまでに1年半以上かかっていたんですね。
理由は過去のブログでも紹介したため割愛しますが、再度見積もり及びコンフィグレーターを作成することで、友人にとって初めてとなる新車のフェラーリこと「自身の理想となるローマスパイダー」を作り上げました。
今回、その最終コンフィグレーターがフェラーリディーラーより届いたとのことで、早速その中身を紹介してきたいと思います。
ローマスパイダーのコンフィグレーターをチェックしていこう
早速、フェラーリ新型ローマスパイダーのパーソナルコンフィグレーターの資料を見ていきましょう。
※友人からは事前に使用許可を頂いています
フェラーリ正規ディーラーにて新車オーダーをすると、上の画像のようにPDFファイルを頂けるのですが、表紙の「FERRARI ROMA SPIDER」からオシャレ。
そしてこちらが、今回完成した友人仕様のローマスパイダー。
見た目は完全なオールブラックで、ボディカラーはシンプルなソリッド系のネロ (NERO)。
トヨタでいえば202ブラックに近い「線キズが目立つブラック」なのですが、友人曰く、納車前にカーショップにてフルプロテクションラッピングを施工して頂いた上での納車をお願いする予定。
画像では少々見づらい部分はありますが、フロントリップからサイドリップにかけてのブラックは全てグロスカーボンファイバーを選択。
友人曰く、当初はスタンダードなブラックの樹脂パーツにまとめるかどうか悩んだそうですが、せっかくの初めての新車オーダーですし、「思い切って贅沢仕様にまとめたい!」という想いと、ローマスパイダーとしてのヒエラルキーを高める意味でもカーボンの選択は欠かせないとのことから、下回りはオールカーボンにまとめられているようです。
足もとにはさりげないレッドブレーキキャリパー
ボディカラーからトップルーフ、更には足もとの鍛造アルミホイールやセンターホイールキャップもブラックにまとめられているなか、敢えてキャリパーカバーはレッドに仕上げるという勇気。
ちょっとしたワンポイントアクセントになっていますが、これだけブラックに振り切っていながらもブレーキキャリパーはブラックにせず、敢えてレッドでメリハリをつけてきたところはハイセンス。
ソフトトップルーフの縁もレッドのカラードステッチに
こちらはトップルーフ周り。
ソフトトップルーフはブラックながらも、ソフトトップ周りのステッチはレッドに変更しているとのこと。
コンフィグレーターでは確認しづらいのですが、ディーラーのカラーサンプルでは、上の画像から選択することが可能だそうです。
本来であれば、敢えてソフトトップのカラードステッチもブラックもしくはシルバーにまとめそうなところですが、ブレーキキャリパー同様にレッドでまとめてきたのもユニーク。
この僅かなアクセントが、実車で拝見したときにどれだけの存在感を発揮してくれるのか注目です。
こちらはリアデザイン。
この角度からだと、リアディフューザーやリアロアバンパーにカーボンを使用しているのがわかりますね。
ロッソ系(レッド)やジアッロ系(イエロー)のボディカラーだと、カーボンファイバーのアクセントが更に強調されるのですが、ブラックのボディカラーだと控え目な印象を受けますが、その控え目さが友人の好みとマッチしていたのかもしれませんね。