(2025年)マイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロスのヘッドライトやウィンカーなど、細部の気になるポイントをチェック!残念なポイントも?

基本的にはタイ仕様と共通のデザインだとは思うが、気になるポイントをチェック

2025年5月9日より、日本でも発表・発売予定と噂されているマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)。

前回のブログでは、インドネシア国際モーターショー2025にて実車が先行展示されたマイチェン版・カロクロの実車インプレッション記事を紹介しました。

今回は、個人的にちょっと気になっていたヘッドライト点灯時やタイヤ銘柄など、もう少し細かなポイントを見ていきたいと思います。


スマートにまとめてきたフロントカメラ

早速、海外カーメディアB Channelさんより公開されているマイチェン版・カローラクロスの実車を見ていきましょう。

前回同様、展示されているのはプラチナホワイトパールマイカで、パワートレインは排気量1.8L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)モデル。

フロントエンドには、トヨタのCIマークエンブレムが貼付され、背景はブルーのグラデーションがかかっていますが、日本市場向けはおそらく”Corolla”専用エンブレムになると予想されます。

そしてフロントエンドのボディ同色グリルには、ハニカム形状のグリルパターンに上手くマッチするよう、ブラックの無塗装樹脂パーツによるカメラのアタッチメントが装着されるなど、意外とスマートな仕上がりになっていますね。

ヘッドライト意匠もチェックしていこう

そしてこちらが、個人的に最も気になっていたフロントヘッドライト意匠。

基本的には日本仕様の現行カローラクロスと同じレイアウトになり、水平基調のシームレスなLEDデイタイムランニングライトに、その上部には四灯式のLEDポジションランプが点灯しています。

そしてロービームのLEDヘッドライトは、単眼式のBi-Beam式が採用されていますが、一部カーメディアが噂していたアダプティブハイビームシステム[AHS]は採用されないようです。

そしてこちらは、フロントウィンカー点灯時。

ウィンカーは点滅式ではなく、内側から外側に向けて流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用していますが、この点も現行カローラクロスと同じ。

フロントフォグランプも、上の画像の通りLEDが点灯する仕組みとなっています。

テールランプはフルLEDではない

続いてリアテールランプも見ていきましょう。

テールランプも一部カーメディアの情報によれば、フルLEDにアップデートといった情報がありましたが、インドネシア市場向けはリアウィンカーが豆球の非LEDであることが確認できますね。

あと少し細かいですが、ナンバー灯も何気にLEDではなく豆球を装備。

この点はディーラーオプションなどで変更できそうですが、全体的にコストを抑えているのはカローラブランドのよくある手法。

決してネガティブな印象を持つわけではなく、少しでも安価な価格で高品質に見せようとするところはトヨタの上手い演出だと思いますし、カローラクロスの車両本体価格を少しでも抑えようとしている結果だと思うんですね。

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