さすがに高過ぎる…(2025年)新型メルセデスAMG GT63 Proが発売されるも、SNSでは「売れるの?」と不安の声。テスラ・サイバートラックのボディパネルが剥がれるとして全台数リコール
(続き)テスラ新型サイバートラックは、発表・発売されてからも話題が尽きないな…
続いて、テスラの主力モデルの一つとなっている新型サイバートラック (Tesla New Cybertruck)について、全世界に納車された個体を対象に問題があるとしてリコールが届け出されているとのこと。
不具合内容としては、「環境脆化の影響を受けやすい」接着剤を使用している関係で、車体部品が剥がれて飛び散る恐れがあるそうです。
対象台数としては、2023年11月~2025年2月までに製造された46,096台とのことで、ほぼ全ての台数がリコールの対象となり、運転中にステンレス製ボディパネルもしくは破片が飛び散るような問題が起き、他車もしくは歩行者などに危害を加える恐れがあるとのこと。
テスラは「全体の1%程度だけに影響を受ける恐れがある」と説明するも…?
テスラは、米道路交通安全局(NHTSA)に提出したリコール通知書の中で、顧客からの苦情が相次ぐ中、2025年1月初旬にこの問題を認識していたと説明。
同車は、今回の生産分のうちサイバートラックのわずか1%のみがこの問題の影響を受ける可能性があると主張しているものの、結局のところ対象台数としては全て。
あと、今回の問題報告が表面化したために、直近での生産と配送は全て停止されているそうです。
今回の不具合についてテスラは、「サイバートラックには、車両の外側にカントレールと呼ばれる装飾的なアップリケが装備されています。これは、電気塗装された鋼板の打ち抜き加工とステンレス鋼のパネルを構造用接着剤で接合したアセンブリです」と説明。
加えて、「カントレールアセンブリは、留め具で車両に固定されています。影響を受ける車両では、カントレールのステンレス鋼パネルが接着剤接合部で剥離し、パネルが車両から外れる可能性があります」とのこと。
その結果として、走行中に車体の鋼鉄片が空中に舞い上がるという報告がユーザーの間で広まっているそうで、テスラは「後続の運転者に道路上の危険をもたらし、負傷や衝突のリスクを高める可能性がある」と注意喚起しています。
今回のリコールはOTAによるリモートアップデートは不可能
テスラといえば、これまでの不具合やリコールは、無線によるソフトウェア更新(OTA)によって修正してきましたが、今回のリコールは物理的・構造的な問題になるため、テスラディーラーに実車を持っていく必要があります。
なお、今回の問題についてテスラは「問題が修正されていない」と述べている一方、「今後数日で修正される予定だ」とのことから、おそらく2025年3月下旬の生産再開のタイミングでは、既に問題は解消されているのだと考えられます。
1ページ目:新型メルセデスAMG GT63 Proが発表・発売されるも「高過ぎじゃない?」「本当に売れるのだろうか?」との不安の声も