日産GT-R R35 NISMO Special Editionの広報車が有料駐車場で「小型車専用スペース」に駐車したとしてSNSにて拡散→なぜかベストカーさんが批判され炎上する事態に

目立つようなハイパフォーマンススポーツカーでの立ち振る舞いや駐車には、より一層気をつけなければならない

2025年モデル限りで生産・販売終了が決定した日産GT-R R35。

中古車市場では高額値で取引されるほどのプレミア価値が付いており、次期GT-R R36もいつ発売されるかわからないため、今後もその価値が高まるのではないかと予想されています。

そんなGT-R R35のなかでも、更に高い価値を持つのが特別仕様車GT-R R35 NISMO Special Editionなのですが、今回のこのモデルを巡って、とあるカーメディアに飛び火する事態となっています。


有料駐車スペースの小型車専用スペースにGT-R R35 NISMO Special Editionが駐車

via:X(旧Twitter)

こちらが今回、SNSにて大きな話題となっているGT-R R35 NISMO Special Editionの画像。

上の画像にある通り、有料駐車場に停められているところが撮影されているわけですが、よ~く画像を見てみると、駐車場所が小型車専用の駐車スペースになっているため、GT-Rは対象外になるんですね。

この駐車画像がSNSにて拡散された後、この投稿のコメント欄を見ていくと…

・ベストカーやっちまったな

・ベストカーが使っていた車と同じナンバーなんですけど

といった投稿が相次ぎ、なぜか「自動車情報誌ベストカーさんが不正駐車している」という、誤った情報が拡散されているわけですね。

なぜベストカーさんが飛び火を食らう事態に?

ちなみに、どうして今回このような根拠のない情報が拡散されてしまったのか?というと、直近(2025年3月26日)でベストカーさんが投稿した記事のサムネイル画像のGT-R R35 NISMO Special Editionのナンバーが「横浜305 む 83-92」と、先程の有料駐車場に停まっている車両ナンバーと全く同じだから。

厳密には、このGT-R R35は日産の広報車両になるため、ベストカーさんが所有している車ではなく、たまたま直近で記事及びサムネイル画像を投稿したベストカーさんの画像から、今回の投稿を見た多くの閲覧者が「ベストカーがやらかした」といった誤った認識を持ってしまったわけですね。

ネットの画像及び、ネットの情報・憶測だけでカーメディアが避難されるのもおかしな話ではありますが、そうなると今回の広報車をこのような形で小型車専用駐車スペースに停めた人物は誰になるのか?別のカーメディアの担当者なのか?それとも日産関係者なのか?も気になるところ。

ベストカー公式の編集長も、今回の拡散投稿を正式に否定

なお参考までに、今回の誤った情報の拡散についてベストカーWeb編集長の塩川雅人 氏もSNSにて否定しており、今回の有料駐車場の投稿とベストカーさんは一切関与していないとコメントしています。

こちらの投稿をきっかけに、多くの方から問い合わせが来ております。

同一車両を借用した事実はございますが、ベストカーWebがこのような駐車をした事実はありません。

広報車は様々な方が使いますし、そもそも当該記事の写真は2023年8月撮影のものです。

あまりにも当媒体に対して事実誤認のご指摘が多いので、こちらにてご説明させていただきました。

よろしくお願いします。

via:X(旧Twitter)

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