またも日産の新型フェアレディZ (RZ34)が最も売れた国産スポーツカーに!2025年3月度&2024年度の普通乗用車販売・登録台数ランキングが公開

普通乗用車の「2025年3月」「2024年度」のランキングも、あのモデルがダントツトップに

前回のブログにて、軽自動車の新車販売・登録台数ランキングを紹介しましたが、今回は一般社団法人日本自動車販売協会連合会より毎月発表される、国産普通乗用車の各月登録新車販売台数ランキングを見ていきましょう。

ちなみに今回は「2025年3月度」と「2024年度(2024年4月~2025年3月)」のランキングを紹介していきたいと思います。

国産普通乗用車に関しては、やはりヤリスシリーズやカローラシリーズといった、様々な派生モデルが合算している関係で、とても正当なランキングとはいえないものの、それでもトヨタの販売戦略は「お見事」ですし、そのおかげでヤリス/カローラブランドは常にトップを走り続けています。

今回のランキングでも、案の定ダントツのトップを維持しているわけですが、他の車種もどのようなランキングとなっているのかチェックしていきましょう。


2025年3月度の普通乗用車・新車販売台数ランキングは?

早速、2025年3月度の(乗用車)新車販売台数ランキングは以下の通り。

【2025年3月度の登録新車販売台数ベスト50】

  1. トヨタ・ヤリスシリーズ:16,483台
  2. トヨタ・カローラシリーズ:16,353台
  3. トヨタ・シエンタ:12,644台
  4. ホンダ・フリード:11,107台
  5. 日産・ノートシリーズ:10,011台
  6. トヨタ・プリウス:9,744台
  7. トヨタ・アクア:9,527台
  8. 日産・セレナ:9,497台
  9. トヨタ・ノア:8,496台
  10. トヨタ・アルファード:8,230台
  11. ホンダ・ヴェゼル:8,149台
  12. トヨタ・ルーミー:7,477台
  13. トヨタ・ライズ:7,399台
  14. トヨタ・ヴォクシー:7,357台
  15. トヨタ・ハリアー:7,156台
  16. ホンダ・フィット:7,013台
  17. ホンダ・ステップワゴン:6,921台
  18. トヨタ・クラウンシリーズ:5,889台
  19. スズキ・ソリオ:5,044台
  20. ホンダ・WR-V:4,892台
  21. トヨタ・ランドクルーザーW:3,934台
  22. スバル・フォレスター:3,732台
  23. スズキ・ジムニー:3,666台
  24. スバル・インプレッサ:3,609台
  25. マツダ・CX-5:3,494台
  26. マツダ・MAZDA2:2,956台
  27. トヨタ・ヴェルファイア:2,912台
  28. ホンダ・シビック:2,874台
  29. 日産・エクストレイル:2,807台
  30. 三菱・デリカD:5:2,759台
  31. スズキ・スイフト:2,715台
  32. ホンダ・ZR-V:2,714台
  33. スズキ・フロンクス:2,610台
  34. トヨタ・RAV4:2,561台
  35. レクサス・NX350h:2,429台
  36. レクサス・LBX:2,360台
  37. スバル・レヴォーグ:2,036台
  38. マツダ・CX-30:1,813台
  39. 日産・フェアレディZ:1,793台
  40. マツダ・CX-60:1,689台
  41. マツダ・ロードスター:1,688台
  42. マツダ・CX-80:1,594台
  43. マツダ・MAZDA3:1,525台
  44. スバル・レガシィ:1,451台
  45. ダイハツ・ロッキー:1,450台
  46. 日産・キックス:1,292台
  47. 三菱・アウトランダー:1,126台
  48. ホンダ・オデッセイ:1,045台
  49. スズキ・クロスビー:979台
  50. 三菱・エクリプスクロス:953台

ランキングは以上の通りとなります。

新型フェアレディZ (RZ34)が更にランクアップして約1,800台に

今回のランキングで一番注目すべきは、日産の2ドアスポーツクーペとなる新型フェアレディZ (RZ34)。

これまで全く生産されることなく長納期化していたRZ34ですが、前回の2025年2月度でも938台登録されて47位にランクインし、更に同年3月度では2倍近くとなる1,793台登録されて39位にランクアップ(スポーツカーとしては最も多く販売されている)。

しかも前年対比で700.4%ととんでもない数値を記録したわけですが、今後もまだまだRZ34は生産されるとのことですが、これまで生産されなかった分を一気に挽回していく可能性が高そうですね。

上位5車種が1万台突破は珍しい

続いて上位5車種の販売・登録台数について。

やはり決算期ということもあり、納車ではなく登録台数で稼ぐ時期でもあるため、稼ぎ頭の上位5車種となるトヨタ・ヤリスシリーズ/カローラシリーズ/シエンタ、ホンダ・フリード、日産ノートシリーズは1万台超えに。

これら5車種が1万台を突破するのは極めて稀だと思いますが、それに続くトヨタ・プリウスやアクア、日産セレナも9,000台以上を登録するなど、どんどんと勢いが増してきましたね。

2ページ目:2024年度の普通乗用車の新車販売・登録台数ランキングでもヤリス/カローラは圧倒的!