【悲報】一部改良版トヨタ・ランドクルーザー300が早くも競売に出品され約1,470万円にて落札。新車価格の「約2倍」にて転売されるとは…

良くも悪くも、ランクル300の価値は新車総額を下回ることは無さそう

2021年8月に300系としてフルモデルチェンジ版が発売されるも即受注停止し、約3年8か月に渡っても未だ受注再開されていないトヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)。

2025年3月には待望の一部改良版が発売されるも、基本的には未納組にしか販売しないモデルとなるため、受注再開することなく新規発注は不可能。

2025年3月時点での全国のバックオーダー数は約1.5万台で、全てを捌き切るにはまだまだ時間がかかるかと思われますが、ランクル300の納車を今か今かと待ち続けるユーザーが多く存在する一方で、早くも改良型ランクル300が国内オークションUSSにて出品され、超高額値で落札・転売されていたことが明らかとなりました。


出品されていたのはガソリンZXで、新車販売価格は744万円

早速オークション情報を見ていくと、今回出品されていたのは、2025年モデルとなる改良型ランドクルーザー300で、グレードはガソリンZX・3列7人乗り[4WD]。

なお、ガソリンZX・3列7人乗り[4WD]の車両本体価格は7,436,000円(税込み)。

ボディカラーはプレシャスホワイトパールで、インテリアカラーはニュートラルベージュとなります。

基本的な装備内容としては、メーカーオプションフル装備で、モデリスタ(MODELLISTA)のエアロパーツもフル装備、足もとのホイールは純正の20インチを装着しているため、おそらく総支払額としては約950万円程度になると予想されます。

ちなみに、2025年モデルの改良・変更概要としては以下の通りとなります。

【(2025年)一部改良版・新型ランドクルーザー300の改良内容一覧】

[法規対応]

・ 衝突被害軽減ブレーキ機能(プリクラッシュセーフティの対自転車運転者)の強化

・イベントデータレコーダーの対応

・サイバーセキュリティへの対応

・路上走行時の排出ガス規制(RDE)への対応(ディーゼルエンジン車)


[メーターをオプティトロンメーターからインフォメーションディスプレイ内蔵TFTカラーメーターに変更]

・GR-S、ZX、VXグレード:12.3インチ

・AX、GXグレード:7インチ


[新世代ディスプレイオーディオを設定]

12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus:GXを除く全グレードにメーカーオプション設定

・8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応):全グレードに標準設定


[盗難防止機能を拡充]

・マイカー始動ロック:「My TOYOTA+」アプリの操作で車両の始動をロック可能。車両を使用しない時間帯のセキュリティを向上(トヨタ車初)

・スマートキー測距システム:スマートキー所持者の位置を高精度に認識。車両付近にいない場合のスマートエントリー&スタートシステムによるドア開錠およびエンジン始動を制限(全グレードに標準設定)

・指紋認証スタートスイッチ:GXグレードを含め、全グレードに標準設定

ランクル300の改良内容としては以上の通りとなりますが、予防安全装備Toyota Safety Senseのアップデートや、12.3インチフル液晶メーターの採用などを考えると、車両本体価格が最大15万円程度に抑えられているのは破格レベルだと思います。

2ページ目:新車総額 約950万円に対して、最終落札価格はとんでもない金額に