【悲報】ホンダ新型フリードのケーブル類が齧られ「走行不能」となる報告が増えている模様。やはりネズミなどのげっ歯類によるイタズラの可能性が高い?

まさかケーブルが齧られて断線する例が、他でも報告されているとは…

2024年6月に発売されて、もうすぐ10か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード (Honda New FREED)。

過去のブログにて、私のフリード e:HEV CROSSTAR[2WD]が納車されて半年が経過しないタイミングで「走行不能」となったことをお伝えしました。

この走行不能となった理由としては、エアフローセンサーケーブルが断線したことが主な理由なのですが、そもそも断線となった理由は、おそらくはネズミなどの齧歯類(げっしるい)により、カプラ及びケーブル類が齧られたからだと予想されます。


当ブログにも既に5件の報告、ホンダディーラーにも2件の報告があるようだ

こちらが実際に、私のフリードにて起きた齧歯類のイタズラと予想されるエアフローケーブルとカプラーが齧られたあとの状態。

樹脂で覆われているカプラーですが、齧歯類が齧ったことで破壊され、内部にある被覆付ケーブルを齧ったことで断線したのだと考えられますが、時期的に2024年12月と雪が積もっていない冷え込むタイミングで、おまけに夜中にフリードで走らせた関係で、エンジンルーム周りが暖かいことから、エンジンルーム内に齧歯類が侵入してきたのだと推測。

仮に屋外に駐車していようとも、車庫内に駐車していようとも、齧歯類が侵入してくる可能性は十分に考えられるため、中々対処が難しいんですね。

齧歯類によるイタズラは、保証の対象にならず100%実費に

ちなみにこちらが、走行不能後にホンダディーラーに入庫 → エアフローハーネス他一式を交換したエンジンルーム内。

カプラーも新品になったため、走行自体も特に問題ないのですが、今回の不具合は齧歯類によるイタズラということもあり、メーカー及びディーラー保証を受けることも出来ずに100%実費に。

ちなみに修理費用としては約7.3万円と非常に高額なので、納車されて半年も経過せず、おまけに事故を起こしたわけでもないのに、この金額を支払うのは大きな出費でした。

新品に交換後も齧歯類のイタズラが続く

新品に交換してから数日後、念のためフリードのエンジンルームを確認してみたのですが、まさかの上の画像の通り、齧歯類によって齧られた痕が確認できますね。

幸い、断線するレベルまででは無かったものの、このままだと再びケーブルを齧られて走行不能 → 再びハーネス一式交換して更に余計な出費となるリスクがあったため、緊急策ではありますが、ビニールテープをグルグル巻きにすることに。

現状できる対策は、ビニールテープをグルグル巻きにすることぐらい

こちらが緊急対策後のエアフローセンサー周り。

見てくれはあまり良くないものの、この対策を行ったことで納車されてから10か月が経過した現在も、特にトラブルなどは無し。

これ以上の無駄な出費を避ける意味では、効果のある方法だと思っていますが、まさかこうした「齧歯類によるケーブル断線で走行不能」となった例が、私がお世話になっているホンダディーラーで私含めて2件発生しており、更にブログ読者様でも5件の例が報告されるとは…

複数の報告例が挙がっているとなると、メーカー側も看過することはできない?

あまりにも衝撃と言いますか…構造上の問題なのか、エアロフローセンサーケーブル周りに齧歯類が侵入しやすいレイアウトになっているからなのかは不明ですが、ここまで同様のトラブル・不具合が報告されるとなると、さすがにメーカー側も看過できないのでは?と思ったり。

今後も同様の不具合が起きないためにも、新型フリードオーナーの皆さんは、先程の画像のようにビニールテープでエアフローケーブル周りをグルグル巻きにしておいた方が良さそうにも感じますが…

これから暑くなる季節でもあるため、齧歯類によるイタズラの被害は少なくなる可能性もあるので、そういった意味では今のタイミングで早めに対策を打っておくのも一つだと思います(やらない後悔よりも、やった後の後悔の方が良いとは思う)。

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