マイナーチェンジ版・新型カローラクロスの納期が既にヤバイ?早くも「最大6か月程度」との情報も…トヨタが「2週間ぶり」となる2025年5月9日時点での最新工場出荷目途を更新
まだ正式発売前ながらも、マイチェン版カローラクロスの受注は好調のようだ
2025年5月9日に発表された、トヨタの一部改良版・新型カローラセダン (Toyota New Corolla Sedan)/カローラツーリング (New Corolla Touring)/カローラスポーツ (New Corolla Sport)。
カローラスポーツに関しては、発表日と同日に発売され、残りのカローラセダンとカローラツーリングに関しては、なぜか同月19日に遅れて発売される予定です。
そして、SUVタイプでマイナーチェンジが予定されているカローラクロス (New Corolla Cross)に関しては、同月23日に発表・発売予定ですが、どうやら日本市場向けの受注が好調のようで、既に半年近くの長納期になっているとのこと。
最も人気はカローラHEV Zだが、既に納期は5か月半~半年
早速、マイナーチェンジ版カローラクロスの納期についてチェックしていきましょう。
私がお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、本モデルで最も人気なのは、やはり改良内容が最も多いHEV Zで、ゴールデンウィーク明けの2025年5月上旬の時点で納期は「5か月半~6か月」に達しているとのこと。
つまりは、2025年10月下旬~11月中旬頃までの長納期モデルになっているとのことですが、これも販売店によって異なる可能性があるので、あくまでも参考程度に…とのこと。
一方で、新グレード&2.0L HEVを搭載する新型カローラクロス HEV GR SPORTに関しては、2025年8月に生産が開始される予定なので、どうしても最短での納期は同年9月以降。
既に受注受付けは開始していて、価格帯も明らかになっているものの、販売店によって振り分け台数が少ないことから、もしも一つの販売店で多くの受注が入れば長納期化することも避けられないそうです。
「マイチェン版でガソリンモデルを販売してほしい」との声も
なお、今回のマイナーチェンジでガソリンモデルが廃止となるカローラクロスですが、トヨタディーラー曰く、やはりガソリンモデルの廃止を悔やむユーザーさんは多いそうで、「ボディ同色グリルでガソリンモデルを出してほしい!」といった声もあったそうです。
私もマイチェン前のカローラクロス・ガソリンZ[2WD]を所有していただけに、ガソリンモデルでも十分すぎるコストパフォーマンスだったので、個人的には「ガソリンモデルを残しても良かったのでは?」というのが正直なところ。
ちなみに、トヨタがガソリンモデルを廃止にした理由・目的としては、カーボンニュートラルの実現に向けるためで、それによりハイブリッド(HEV)モデルに一本化することが狙いとなっています。
トヨタは今後、ガソリンのみのモデルもハイブリッド化する可能性が

今後この動きは、カローラシリーズだけに限らず、クラウンシリーズでも既にEVのみのラインナップとなっていますし、ランドクルーザー300やランドクルーザー250など、ガソリンモデルの多くがEV化へと変化していくと予想されます。
なお、ランクル300の上位ブランドとなるレクサスLX600のハイブリッド版として、既に新型LX700hがラインナップされていますし、中東でもランクル300 HEVが入庫していることを考えると、日本向けもそう遠くないタイミングで導入されるかもしれませんね。