トヨタ新型アルファード (40系)の衝突事故に関する続報⑪ 遂に部品一式が揃い板金修理完了間近!見る角度によっては色味が異なる等の注意点も?
私のアルファードは、着々と修理が進んでいる模様
事故でフロントバンパーが大破した、私のトヨタ新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ[2WD]のその後を見ていきましょう。
前回のブログでは、早くて2025年5月末頃、遅くて同年6月中旬~末頃に板金修理が完了し、システムプログラムの修正、公道走行チェックをして納車というスケジュールだったことをお伝えしました。
そしてつい先日、アルファードの修理をお願いしている板金修理屋さんより連絡があり、「メーカーに発注していたバンパーやヘッドライト、グリルなどの細かいパーツが一式到着し、装着も完了したので確認されますか?」とのことで、早速現場に向かい拝見させていただくことに。
どのような仕上がりとなっているのかチェックしていきましょう。
遂に新品パーツ一式に交換した私のアルファードと対面!
こちらが今回、新品のフロントバンパーやヘッドライト等のパーツ一式が到着後、全て装着されたアルファード。
ところどころにマスキングテープが貼付されていますが、完全に完成したわけではありません。
これまで何度か損傷していた顔を見ていただけに、こうして再び元の顔を取り戻したんだと思うと、何だか少し”ウルッ”としてしまいました。
おさらいにはなりますが、ボディカラーはアルファード専用カラーとなるプレシャスレオブロンドで、フロントバンパーやフェンダーなどもメーカーの方で塗装された状態で納品されるわけですが、板金修理屋さんからの懇切丁寧な説明を受けていくと、色々と勉強になることも。
パネルごとにプレシャスレオブロンドの色味が異なる
特に注目したいのは、こちらのフロントバンパーからフロントフェンダーにかけてのパネルの塗装具合。
光の差し加減もあるとは思いますが、意識して見てみると「色味の濃さやフレークのバランス等」の仕上がりが若干異なるんですね。
真横から見てみるとこんな感じ。
確かにフロントバンパーからフェンダーにかけての色味が大きく異なり、フレークの量も大きく異なっていました。
特にフロントフェンダー辺りのレオブロンドが濃いめなのがわかるかと思います。
繰り返しにはなりますが、これは光の差し加減によって異なる場合もありますので、後日納車されたときに改めてインプレッションしていこうと思いますが、板金修理屋さん曰く「ボディカラーに限らず、塗装の質感や色味は、そのときの生産時期やロットによってバラつくため、全く同じ塗装で仕上がることは難しい」とのことから、これも実際に板金修理を経験しないとわからないこと。
パネルごとに素材が異なることもあり、色味が変化するのは当然のこと
あとは、新車で納車されたとしても塗装ムラや色味の変化があるのは事実で、私が所有する日産のフェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)のセイランブルーも、バンパー付近やフューエルリッドなど、素材が異なる関係で色味が変化するため、アルファードも同様の理由なのだそう。
実はボディとモデリスタのエアロパーツも色味が異なる
ちなみに、トヨタやレクサスに採用されているモデリスタなどのエアロパーツに関しても、同じホワイト系だとしても素材はもちろんのこと、塗装している業者や場所が異なる関係で全く同じ色味になることはなく、お客さんから販売店に対して「ボディカラーとエアロの色味が違うんだけど…」といった指摘やクレームを受けることも多いそうです。
ドアサイドパネルも、素材の違いからレオブロンドの色味が異なる
改めてアルファードのボディを見ていきましょう。
ドアサイドパネルも新品同様の美しさに。
まだ磨きなどは終えていない状態なので、ホコリや汚れなどが目立つ状態ではありますが、画像でもお分かりの通り、ドアパネルとサイドステップの素材が異なるので、プレシャスレオブロンドの色味が若干異なっているのがわかります。
こうして見比べてみると、サイドステップの方が少し赤みがかかっているイメージで、スライドドアパネル部分は青みがかっているイメージでしょうか。
こちらも光りの差し加減で大きく異なるので、また納車されましたらチェックしていきたいところです。