【衝撃の事実】(2026年モデル)一部改良版ホンダ・フィット4 CROSSTARは「一部装備が改良された」のではなく「元に戻った」だけだった

今回の2026年モデルのフィット4は、「ホンダの良くないところ」が出てしまったな

2025年7月10日に一部改良及び、価格改定という名の値上げが行われたホンダ・フィット4 (Honda New FIT4)。

今回の改良内容については、主にアウトドア志向のCROSSTAR (クロスター)の装備内容と加飾内容が変更され、他グレードに関しては新色としてシーベッドブルーパールが追加されたことぐらいでしょうか。

特に内外装デザインが変更されたわけでも、予防安全装備Honda SENSINGや装備内容がアップデートされたわけでもなく、車両本体価格が約8万円も値上げするのは残念と感じる一方で、今回の改良で気になる点や、残念に思う点がいくつかあるため、情報共有含めまとめていきたいと思います。


CROSSTARにシートヒーターが設定されない

まず、今回の一部改良で最も残念だったのが、アウトドア志向のフィット4 CROSSTARにシートヒーターが採用されなかったこと。

フィット4としてフルモデルチェンジを果たしてから5年が経過しているわけですが、なぜか一向にCROSSTARにはシートヒーターが設定されず、メーカーオプション設定すらもされなかったんですね。

LUXEグレードではシートヒーターが標準装備され、HOMEはメーカーオプション扱いとなっている。

個人的には、今回の一部改良でこそシートヒーターを設定すべきだったのでは?と思うのですが、なぜ頑なに設定しないのかが気になるところです。

CROSSTARにはステアリングヒーターも設定されていない

続いて、先ほどCROSSTARにシートヒーターが設定されないことに加え、ステアリングヒーターも設定されていないということ。

これはグレードの関係上、最上位となるLUXE (リュクス)のことを慮って”敢えて”採用していないのでは?と思ったりもするのですが、一方で疑問に思うのは、その上位グレードLUXEとCROSSTARの価格差が極めて小さいということ。

何とCROSSTARとLUXEの価格差は1万円未満

今回の一部改良及び価格改定という名の値上げにおいては、CROSSTARとLUXEの車両本体価格(10%税込み)は以下の通り。

ガソリン e:HEV
CROSSTAR [2WD]2,363,900円
[4WD]2,574,000円
[2WD]2,710,400円
[4WD]2,920,500円
LUXE [2WD]2,370,500円
[4WD]2,578,400円
[2WD]2,719,200円
[4WD]2,929,300円
差額(LUXE-CROSSTAR) [2WD]6,600円
[4WD]4,400円
[2WD]8,800円
[2WD]8,800円

以上の通り、実はガソリンモデルとの差額は4,400円~6,600円で、ハイブリッドe:HEVモデルの差額は8,800円だったんですね。

こうして比較してみると、「ここまで差額が小さいなら、思い切ってCROSSTARにもシートヒーターやステアリングヒーターを標準装備しても良いんじゃない?」と思ってしまいますし…

CROSSTARだからといって専用サスペンションをインストールしているわけでもないですし、あくまでも見た目や質感が異なるだけですからね。

ステアリングヒーターはせめてものヒエラルキーだったとしても、シートヒーターはLUXE/CROSSTARで標準装備、もしくはCROSSARTとHOMEでメーカーオプション設定にしても良かったのでは?と思うんですよね。

フリードCROSSTARにはシートヒーターが設定されている

あとカテゴリーは違うにしても、フリード AIR[4WDのみ]/フリード AIR EX/フリード CROSSTARにおいても、シートヒーターが装備されているわけですから、CROSSTARの名が付くモデルに関しては、快適装備をある程度共通設定にしておいても良いのでは?と思ったりもします。

2ページ目:フィット4 CROSSTARの加飾部分は「改良」ではなく「元に戻った」だけ?


「一部改良」とは言いながら、実は初期型に戻ってしまったCROSSTAR

 

続いて、今回の一部改良で唯一内外装の加飾やアクセントが変更されたCROSSTARについてですが、2026年モデルで「加飾が変更された」と言いながらも、実は初期型の2020年モデルに「戻った加飾」もあるんですね。

具体的には、今回の2026年モデルでアウタードアハンドルがブラックからボディ同色に、サイドミラーキャップがブラック加飾からサテンシルバー加飾に変更されているのが確認できます。

ちなみにこちらが、2020年にフルモデルチェンジした直後の初期型のフィットCROSSTAR。

こちらの2020年モデルを見ていくと、御覧の通りアウタードアハンドルはボディ同色になり、サイドミラーキャップもサテンシルバー加飾なのが確認できます。

今回の一部改良モデルを見た瞬間、「あれ?元に戻ってるやん?」と思われた方はとても鋭い方だと思いますし、この変化が結果的に「値上げの要因」になっているのであれば、「別に元に戻す必要が無かったのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね(もしかしたら、改良前の状態を維持すると値上げ幅が大きくなっていたのかも?)。


なぜこのタイミングで採用しなかった…オートブレーキホールド機能は非メモリー式

続いて、こちらもとても残念だったのが、フィット4のオートブレーキホールド機能に自己復帰(メモリー)式が採用されなかったこと。

ここ最近のホンダ車の多くでは、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能が標準的に採用されるようになる一方で、ヴェゼル (Vezel)やフリード (New FREED)、アコード e:HEV (New ACCORD)、マイチェン版シビック (New Civic, FL)、そしてステップワゴン (New STEPWGN)においては、ABHにメモリー機能が採用されるようになりました。

今回の一部改良では、他モデルの流れを汲んでABHにメモリー機能を採用してくるのでは?との期待もありましたが、残念ながらその想いは叶わず…

ホンダとしては、次なるビッグマイナーチェンジもしくはフルモデルチェンジ(フィット5)までは採用してこないのでは?と推測しています。

1ページ目:一体いつまで出し惜しみするの?フィット4 CROSSTARにシートヒーターやステアリングヒーターを設定しないホンダ

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