(2026年)一部改良版ホンダ・オデッセイの改良内容が中途半端で迷走状態?今のホンダは「値上げ」ばかりで商品としての魅力が全く感じられない
ホンダはオデッセイを売る気があるのだろうか
前回のブログにて、ホンダのラージサイズミニバンとなるオデッセイ (Honda Odyssey)が、2025年11月に一部改良版として発表・発売されることをお伝えしました。
主な改良内容としては…
●2列目に大型ロールサンシェードを設定
●BLACK EDITION限定で、新色&超有料と謳われる「ダイヤモンドダストパール」を設定
以上の2種類が採用される予定です。
これら以外の改良・変更内容は特に無く、シビックやZR-V、新型フリードのように塗料の耐久性が1.5倍に向上することもなく、材料費と物流費の高騰により車両本体価格が跳ね上がるだけなので、商品力としては決して高くないため、「ホンダは日本でラージサイズミニバンを売る気は無いのだろうか?」と思われても不思議ではないと思います。
オデッセイをフラッグシップミニバンと呼ぶには、あまりにも中途半端

今回のオデッセイの一部改良を見て改めて思うのは、オデッセイの商品力は極めて中途半端だということ。
これは前回のブログでもお伝えしたかと思いますが、ホンダのフラッグシップミニバンという立ち位置でありながら、装備内容がミドルサイズミニバンのステップワゴン (New STEPWGN)や、エントリーミニバンのフリード (New FREED)未満であるということ。
具体的には、予防安全装備Honda SENSINGやドライビングサポート機能、快適装備を見ていくとわかるのですが、オデッセイには、以下の機能が採用されていません。
●アダプティブドライビングビーム[ADB]
●トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
●オートブレーキホールド[ABH]機能のメモリー(自己復帰)式
●アジャイルハンドリングアシスト
●ヘッドアップディスプレイ[HUD]
●ステアリングヒーター
●10.25インチフル液晶メーター
●Honda CONNECT ディスプレイオーディオ(メーカーオプションナビ)
●デジタルインナーミラー(別名:アドバンスドルームミラー)
ヘッドアップディスプレイ[HUD]やステアリングヒーター、アドバンスドルームミラーに関しては、モデルによって頑なに装備しないという、ホンダの謎の執念のようなものも感じられますが、なぜ予防安全装備のレベルをステップワゴンやフリードに合わせて来ないのかは謎。
特にステップワゴンやフリードといったミニバンよりも、ワンランク下の安全装備のまま2026年モデルとして販売を予定しているホンダですが、競合モデルのトヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)とは、最初から張り合うつもりもないのか、全く競争意識が感じられないんですよね。
オデッセイには四輪駆動[4WD]が設定されていない

続いては、オデッセイの駆動方式について。
国内生産から中国生産に切り替わり、ガソリンモデルを完全廃止してハイブリッドe:HEVのみのラインナップとなったオデッセイですが、残念ながら2026年モデルでも四輪駆動[4WD]は設定されず。
ホンダの場合、最低地上高の問題や、3列目シートの床下格納機能を採用している絡みなのか、ステップワゴン含めてe:HEV×四輪駆動[4WD]の設定がありません。
そのため、雪国エリアの方々からすると、燃費を気にしながらも四輪駆動[4WD]の力強い走り出しやスタックを避ける足回りを期待するユーザーも少なくないと思うのですが、中々そういった期待に応えてくれないのがホンダなんですよね。

ちなみに、2026年度に発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド e-POWERには、新世代四輪駆動[e-4ORCE]が設定されることはもちろん、最大のライバルでもあるトヨタ・アルファード/ヴェルファイアのHEVモデルにも四輪駆動[E-Four]が設定されています。

ちなみに、2022年モデルで国内生産を終了したオデッセイは、ガソリンモデルとe:HEVモデルをラインナップしていました。
ガソリンモデルでは四輪駆動[4WD]の設定はあったものの、そもそもなぜガソリンモデルを廃止にしてしまったのか?この辺りも気になるところ。
ホンダもカーボンニュートラル目標達成のため、ガソリンモデルを徐々に廃止していく考えなのかは不明ですが、せめて顧客のニーズに合致した車づくりを進めていくことが優先すべきことでは?とも思うんですよね。
