次期GT-R R36の存在も明らかに!日産が「最後のGT-R R35」を生産終了したと発表。最後はミッドナイトパープルのPremium edition T-Specで日本に納車

(続き)生産終了してしまった日産GT-R R35は、様々な歴史や記録が残されている

引き続き、2025年8月26日で生産終了が発表された日産GT-R R35について見ていきましょう。

日産GT-R R35は、単なるスペックアップだけでなく記録にも挑戦!

GT-R R35は、数々のサーキットおよびモータースポーツにおいても多くの輝かしい功績を残しました。

スーパーGT選手権でのGT500クラスでは5勝、GT300クラスでは3勝、2013年ブランパンGTシリーズPro-Amクラスでは優勝、2015年バサースト12時間レースでも優勝をはじめ、スーパー耐久シリーズにおいても5回の優勝を獲得しました。

ドイツのニュルブルクリンクサーキットにおいては、2007年にやや湿った路面条件にもかかわらず、量産車としては当時の最速級となる7分38秒を記録。

さらに2008年、標準仕様のGT-R R35(日本国内仕様タイヤ装着)で再挑戦し、チーフテストドライバーの鈴木利男 氏が7分29秒を記録して、初めて7分半の壁を突破しました。

翌年にはさらに記録を更新して7分26秒を達成し、2012年10月には7分18秒にまで短縮しています。

その後は2013年11月、日産のエンジニアと精鋭ドライバー陣がGT-R NISMO(空力チューニング、軽量化、特別なサスペンション搭載)で再挑戦し、ミハエル・クルム氏が、7分08秒679というR35史上最速記録を達成しました。

国内においても、筑波サーキットでのラップタイム記録の更新に挑戦。

2019年12月には、2020年モデルのGT-R NISMOを使用し、量産車最速記録である59.361秒を達成。

さらに2024年1月には、2024年モデルのGT-R NISMOで再挑戦し、再び松田次生 氏のドライブにより、59.078秒という新記録を樹立しました。

その後の2016年には、GT-R R35は史上最速ドリフトとしてギネス世界記録を達成。

UAEのフジャイラ国際空港にて、特別にチューニングされたMY16 GT-R R35が304.96km/hのときに、30度の角度でのドリフト走行を実現しました。


遂に日産CEOがフルモデルチェンジ版・新型GT-R R36についてコメント!

こうした様々な記録を持つGT-R 35ですが、日産CEOのイヴァン・エスピノーサは、次のように述べています。

18年間の長きにわたり、GT-R R35は自動車史に不朽の足跡を残しました。

その輝かしい歴史は、私たちのチームと世界中のお客さまの情熱の証です。

この特別なストーリーの一部を担ってくださった皆さまに感謝します。

GT-Rファンの皆さま、これはGT-Rとの永遠の別れではありません。

GT-Rは、いつか再び皆さまのもとに戻ってくることを目指していますが、GT-Rの名前には高い期待が寄せられており、真に特別なクルマにのみ与えられるものです。

R35はその基準をさらに高く引き上げました。

したがって、皆さまには辛抱強くお待ちいただくことをお願いしたいと思います。

現時点で正確な計画は確定していませんが、GT-Rは進化し、再び登場するでしょう。

と、次期GT-R R36としての登場を約束しています。

GT-R R35が生産を終了する一方で、日産は「GT-R」の名を次世代に向けて再定義することに取り組んでいます。

R35から得た知見は、次世代GT-Rの開発に不可欠であり、そのレガシーを進化させながら、新たな基準を打ち立てることを目指しています。

1ページ目:日産が最後に生産したGT-R R35の仕様は?日本人オーナーへと納車?

日産GT-R関連記事