日産の新型ルークス vs. 三菱の新型デリカミニ。エンブレムの大きさからシート硬さまで、見比べてわかった「マニアックすぎる違い」とは?
新型ルークスとデリカミニを見比べてみると、細かいところでの気になるポイントも
2025年9月18日に発表、同年10月29日に発売予定となっている、日産のフルモデルチェンジ版・新型ルークス (Nissan New ROOX)。
前回のブログにて、本モデルの内外装デザインを中心とした実車インプレッションに関する記事を公開しました。
その後、日産と三菱の共同開発モデルで、三菱のフルモデルチェンジ版・新型デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)の実車インプレッション記事も公開しました。
今回は、新型デリカミニの内外装を確認した上で、新型ルークスの内外装で気になるポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。
新型ルークスのフロントエンブレムが、デリカミニに比べてコンパクト

まず、両車を見た上で気になったのが、新型ルークスのフロントエンブレム。
フロントエンブレム周りに設けられたスクエア型のパネルですが、この辺りにレーダークルーズコントロール用のレーダーが搭載されています。
実はこのフロントアッパーパネルが、デリカミニだと更に大口化されるんですね。

っというのも、デリカミニの場合だと三菱ロゴ(スリーダイヤモンド)の方が日産ロゴに比べて大きく縦長になるため、レーダーパネルが”より正方形”のような形状に変更される仕組みになっていて、この辺りは日産・三菱のフレキシブル性やデザイン性が輝くところ。
そこまで深く気にしていなかったところですが、デザイン性と実用性を上手く両立することはもちろんですが、デリカミニは元々、フロントロア部にレーダーセンサーを設けていましたからね。
デザインはキープコンセプトでありながらも、かなり思い切ったレイアウト変更だと思います。
日産と三菱の両社が、それぞれの主力モデルにかける力の入れようは、かなり大きいことが伺えますが、そうなると「レーダーセンサーがアッパー部に移設したのに、なぜデリカミニのナンバープレートを運転席側にオフセットしたんだろう…」と疑問に思う所でもあります。
ルークス/デリカミニ共にパドルシフトが廃止になったのは残念

続いて、こちらはルークスとデリカミニの両車に共通していえることなのですが、現行のターボモデルで採用されているパドルシフトが、新型では廃止になってしまいました。
コストカットによる影響なのか、ユーザーからの意見をフィードバックした結果なのかは不明ながらも、赤信号に切り替わる直前や、ワインディングでの下り坂など、フットブレーキを多用せずにエンブレを活用したいときに重宝していたパドルシフトが廃止となってしまったのは、とても残念に思うところ。
ちなみに上の画像でも確認できる通り、ストレート式のセンターシフトを見ていくと、上から「P(パーキング)」「R(リバース)」「N(ニュートラル)」「D(ドライブ)」「L(ロー)」と表記されていますが、現行ルークスやデリカミニでは、「L」ではなく「Ds」と表記されています。

この「Ds」シフトは、ドライブ・スポーツの略称で、スポーティーな走りや力強い加速が必要な際、パドルシフトやシフトレバーを「Ds」レンジに入れることで、エンジンブレーキを強めたり、エンジンの回転数を維持してパワフルな走りを楽しめる機能なんですね。
このモードは、登坂やコーナリングからの立ち上がりでエンジンの力を最大限に引き出すのに役立つ機能なわけですが、パドルシフトの組合せによってキビキビと走ることのできる機能でもあるため、その機能が廃止となってしまったのは改めて残念です。

