【悲報】ジャガーの新世代EV GT「タイプ00コンセプト」が発売延期!サイバー攻撃で1か月停止と非運続く。ちなみに車両本体価格は約1,978万円

(続き)ジャガーの新世代EV GTモデル「タイプ00コンセプト」ってどんなモデル?

引き続き、ジャガーの新世代EV GTモデルとなる新型タイプ00コンセプトについて見ていきましょう。

非日常的なモデルでありながら、普段使いには厳しそうだが

タイプ00コンセプトは、ジャガー幹部のロードン・グローバー氏が先ほど示唆したモデルの通りで、「実際に車を見るのと、ネットや動画で見るのとでは大きく違う」とも指摘。

彼の説明によると、実物を見ると「車両のプロポーション、ドラマチックさ、スケール感を理解できる」とのことですが、その一方で非現実的なスタリングや優雅さなども感じ取ることができるとのこと。

あとは、このモデルのボディサイズがどの程度なのかも気になるところで、画像を拝見する限りでは、全長は5,000mmを超えているでしょうし、全幅2,000mm超え、全高は1,300mm以下のようにも見えます。

ボディサイズに関しては、あくまでも予想の域なので何とも言えないところですが、仮にこのサイズ感であれば、実用性としてはかなり厳しいものがあり、それこそ道幅の狭い欧州や日本では使い勝手が悪そう。


全く方向性の異なる老舗ブランドが、アッパー層を対象とした老舗ブランドに対抗できるのか

グローバー氏によれば、このEVモデルは、アメリカが最大の市場となるそうで、「大多数の」顧客がデザインに「好意的」であると述べたそうです。

しかし、これは「タイプ00がなぜそのような外観なのかを時間をかけて説明し、じっくりと検討した上で」のことだと説明しており、例えばロールスロイスやベントレーなどのように、ブランドを好んで購入するものとは異なるため、ある意味で販売においては苦戦することが考えられます。

っというのも、今回発表が遅れているEVモデルは、そういったラグジュアリーブランドを競合としたモデルになるため、これまでのジャガーの伝統を受け継ぎながらも、全く新しいブランドへステップアップする、いわば新興メーカーに近い立ち位置なので、果たしてこの判断が吉と出るのか、凶と出るのか…

何れにしても、既存ブランドが存在するなかに、元々立ち位置が異なるブランドが足を踏み入れるなど容易なことではないため、ジャガーにとってはまさに未知との境遇。

ロールスロイスもベントレーも、そしてジャガーも歴史あるブランドではありますが、それぞれのブランドの方向性が全く異なるために、アッパー層がジャガーブランドに対してどのような評価を下すのかも注目したいところです。

既存車種は引き続き販売を継続しているが

ちなみに、現在ジャガーがラインナップしているカタログモデルについても見ていくと…

グローバー氏によると、ジャガーの既存の新車はまだ入手可能だそうで、「今後18か月分ほどは販売できる」と説明。

現在、ジャガーが抱える既存の新車は2,100台以上で、そのほとんどがクロスオーバータイプのF-PACEとなり、その他にF-TypeやI-PACE、XFも在庫として残っています。

今後は、もしタイプ00コンセプトが市販化されれば、これらの既存モデルは生産されなくなる可能性が高いわけですが、本当にタイプ00コンセプトだけでブランドを存続することが可能なのかは疑問。

ある意味でリスクの高過ぎる賭けですし、ジャガーには失敗してほしくない一方、同社にとって黒歴史とならないかが心配です。

1ページ目:発売目前になり、なぜ新世代EV GTの発売が延期となったのか?

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