これを2,300万円で売るのか…批判殺到中のジャガーの新型ピュアEVが発表前に完全リーク!見た目はロールスロイスと中国・ホンチーのミックス版?
あくまでもコンセプトモデルとしての発表だが、ここからどうやって市販モデルに落とし込むのだろうか…
2024年12月3日、アメリカにて開催されるマイアミ・アート・ウィーク2024にて、新生ジャガーがピュアEVモデルとなる新型コンセプトGTを発表する予定ですが、予想通り発表前に完全リークされています。
ジャガーは既に、新世代ロゴやエンブレムを発表したことで(色んな意味で)大きな注目を集める一方、新たなティーザーキャンペーン動画も公開したわけですが、その動画内容が「一切クルマに関係ない、まるでファッションブランドのようなコンセプト」であることから大炎上。
更には黒人と白人を差別するような動画だったとして批判が殺到していましたが、こうした大きな注目が「ジャガーの戦略」だったことも明らかになっています。
個性が爆発するジャガーの新世代ピュアEVを見ていこう
こちらが今回、公式発表前にSNS(RoadCAR)にて完全リークされたジャガー・デザイン・ヴィジョンコンセプト (Jaguar Desigh Vision Concept)。
ボディカラーはピンクパープルの不思議な色合いと、スカイブルーに近いような、両方共に何とも表現が難しいカラー。
そして見た目の印象としては、4ドアセダンではなく、まさかの2ドアクーペなんですね。
あくまでもコンセプトカーという立ち位置になるため、このままの状態で市販化されることはないと予想されますが、事前に公開されたティーザー画像の通り、リアエンドはヒートシンクのような…ダクトのようなカバーが設けられ、テールランプはまさかのセンター直結式となる二文字を採用しているんですね。
シンプルなデザインではあるが、食指が動くモデルか?と言われるとそうでもない
こちらがピンクパープルのリアデザイン。
テールランプは点灯していませんが、こうして間近で見ると「どこがどうやってLED点灯するの?」と疑問に思ってしまいますし、クーペモデルともなれば、どのあたりがブレーキランプで、どの辺りがはハイマウントストップランプを点灯させるのか、リアウィンカーやリアフォグランプはどこが点灯するのか?など、疑問に思う所が多数。
おまけにリア中央の下部には、新世代Jaguarのレタリングバッジが貼付されていて、しかしジャガーのエンブレムは一切確認できないのが残念。
てっきりダクト?ルーバー?のようなところにジャガーのエンブレムを設けるのでは?と期待しましたが、ここまで物欲が刺激しないモデルは珍しいところ。
天井にもダクト?このモデルの方向性がよくわからない
上空から見るとこんな感じ。
こうしてみると、フロント・リアフェンダーの張り出しが強烈ですが、果たしてボディサイズはどれぐらいなのかが気になるところですね。
ジャガーは競合モデルとして、ロールスロイスやベントレーをピックアップしていましたから、2ドアクーペと言えども後席?の居住性を大きく確保するために全長5,500mm以上に伸ばしてくる可能性がありますし、全幅も余裕の2,000mm超えになりそうですね。
あとはトップルーフにもリアエンド同様にダクトのようなものが設けられていますが、このモデルのコンセプトや方向性がイマイチよくわからないところ。
フロントマスクはロールスロイスや中国・紅旗(ホンチー)のピュアEVをミックスした感じ?
フロントマスクはこんな感じ。
開発初期段階の中華製ピュアEVといわれても何ら違和感のないフロントマスクですが、フロントバンパーはグリルレスで、ヘッドライトはシャープな水平基調のLEDだと推測。
デザインだけで見ると、ロールスロイス・スペクターや紅旗(ホンチー)のE境[Jing]GTコンセプトをミックスしたような顔つきですね。
一方の下部に設けられた水平基調のLEDが、フォグランプもしくはデイライトだと予想されますが、さすがにこの輝度では市販モデルとしてラインナップすることは難しそう。
フロントマスクもスクエア型で、最低地上高も100mm未満になるのでは?と思わせるほどに低いため、さすがに市販モデルでは更にリフトアップすることに期待したいところ。