ホンダ新型プレリュード (BF1)納車後”初”の洗車で判明した流麗スタイルゆえの課題とは?水たまりとブロワー必須の水滴残る細部を指摘。日本COTY「10ベストカー」にも選出
洗車することで色々と気付けることも多数
2025年9月末に私に納車されて1か月が経過した、ホンダ新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。
前回のブログにて、納車後初のセルフ洗車を行った際、「リヤハッチガラスに水たまりができてしまう」といったインプレッション記事を紹介しました。
今回は、実際に手洗い洗車してみた動画も含めて、気になるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
新型プレリュードを手洗い洗車してみての特徴・感想などをまとめてみる
上の動画は、実際に新型プレリュードを手洗い洗車してみた動画になります。
なお、今回も手洗い洗車並びに動画を撮影していただいたのは、いつもお世話になっているYKTV【photograph】【car】チャンネルさん。
過去これまで、トヨタ・ランドクルーザー300/アルファードやレクサスLX600、ホンダ・フリードといった様々なボディスタイルの手洗い洗車を行っていただき、その際に気になるポイントなどもまとめていただきました。

今回のプレリュードの手洗い洗車で気になったポイントとしては、以下の通りとなりますが、やはり車高の低いスポーツモデルだと、大柄なボディのランクルやアルファードとは異なり、脚立を使用することなく手洗いやふき取り作業ができるので、作業時間も大幅削減されているようです。
ただしその一方で、流麗スタイルを優先したからなのか、細部に水滴が溜まって(残って)しまったり、あってはならないところに水たまりができてしまうなど、まだまだ課題となる点も多いようです。
◎プレリュードはコンシールドワイパーを採用しているため、手動でのワイパーアームはボンネットと干渉し、キズの原因となるので注意。ワイパーアームの持ち上げ方は以下の通り。
→パワーモードをOFFモードにする
→パワーモードをOFFモードにしてから10秒以内にワイパースイッチのレバーをMISTの位置へ2秒以上押し上げる
→両方のワイパーアームが、ワイパーメンテナンスポジションにセットされる
→両方のワイパーアームを起こす◎プレリュードのホイールは意外と汚れが少なく洗車しやすい
→回生ブレーキによる影響で、ブレーキダストがほとんど出ていない◎ボンネット位置やルーフ位置が低いので、脚立を使っての洗車が必要ないのは楽
◎リアハッチガラスに水をかけていくと、水たまりができてしまう
→水たまりを除去しても、リヤハッチガラスとリヤハッチのパネル間に水滴が入り込み、拭き上げが上手くできない
→エアブローなどを使わないと、どんどん水滴が出て来るので、ふき取りだけだど水滴と共に汚れが蓄積する原因になる◎フロントフェンダー付近のダクトに汚れがゴミが蓄積している
→石が入り込んでいる場合もあるので注意◎下回りはグロスブラックのパーツが多いため、磨きキズが目立ってしまう
◎リアエンドの”Honda”と”Prelude”のレタリングバッジはオシャレだが、専用のブラシで丁寧に洗わないと汚れが落ちないし面倒
◎フラッシュドアハンドルに水滴が大量に入り込むため、エアブローで入念に水滴を落とさないと汚れが蓄積する恐れがある
◎ディーラーオプションのドアハンドルプロテクションフィルムの縁に汚れが大量に蓄積し、手洗いしても落ちない(粘着部分に汚れが張り付いてしまう)
以上の通りとなります。

手洗いした後の気分としては最高に気持ち良いのですが、リヤハッチガラスの縁周りやアウタードアハンドル周り、テールゲート周りなど、いわゆるパネルとパネルのすき間に大量の水滴が入り込み、それらをエアブローしないと全く落ちないといった問題があります。
これは他の車でも同様のことですが、プレリュードは更に随所の水滴や水たまりが際立つと言いますか…良くも悪くも目立ってしまうんですよね。
ただ、それでも洗車した後のプレリュードはとても美しく、ムーンリットパールのフレーク(ラメ)のきめ細やかさを見ると、改めて「このボディカラーを選んで良かった」と思えます。
